アキラ100%さんがリポート! 諏訪大社のオンラインツアーを覗いてきました

先週4月8日、諏訪大社上社前宮でオンラインツアーが行われました。レポーターは芸人・アキラ100%さん。介護施設向け旅行サービスの「旅介」のオンラインツアーサービス「旅介ちゃんねる」で配信されました。

アキラ100%さん

生配信でリポーターとやりとりしながら楽しめるオンラインツアー

「旅介ちゃんねる」がは新型コロナウイルスの流行をきっかけに誕生したサービス。コロナ禍により旅行が難しくなった2020年に、旅行の楽しみを外出せずに届ける方法としてスタートしました。

高画質での生配信で、チャットなどを通して現地のガイドとやりとりしながら楽しめるのが特徴。年間を通じて全国各地を舞台にしたオンラインツアーが行われており、現在400施設以上の介護・医療施設が登録しています。

今回の前宮のツアーもそのひとつです。諏訪大社のツアーはこれまでにも上社本宮、下社春宮で行われており、これまでもアキラ100%さんがレポーターを務めてきました。

3回目となる今回は、里曳きを待つ時期の前宮へ。諏訪湖エリアまちなか観光案内人の宮坂和生さんといっしょにアキラ100%さんが前宮をレポートしました。

宮坂和生さん(右)といっしょにツアーへ

諏訪大社発祥の地・前宮へ

もともとお祭り好きだというアキラ100%さん。御柱祭もニュースなどで触れていつか見てみたいと思っていたそうです。

残念ながら今回の御柱祭では山出しはトレーラーによる曳行となり、木落しなども中止になってしまいましたが、前宮に建つ御柱を見て、実際に触ったりもしながら、御柱祭や諏訪大社について宮坂さんからレクチャーを受けていきました。

手水でお清め

前宮は諏訪大社発祥の地と言われるお宮で、古くは大祝(おおほうり)の居館があった場所でもあります。お宮も本宮や春宮・秋宮とはちょっと違った雰囲気で、鳥居をくぐると内御玉殿や十間廊といった建物が並び、さらに道をのぼった先に本殿があります。

「ここに神さまがいた」を実感するツアー

歴史が古く、史跡としても貴重な前宮ですが、地元にいても案外足を運ぶ機会が少ないという人は多いのではないでしょうか。リハーサルに同行した諏訪旅スタッフも、宮坂さんの解説で初めて知ることがたくさんありました。

たとえば、本殿。本宮は守屋山を御神体、下社はそれぞれ木をご神木としており、本殿がない特殊な造りをしているのですが、この前宮だけは本殿があるんです。

諏訪大社では唯一の本殿がここ、前宮本殿です

その周りには新たな御柱を待つ前回の御柱が。普段4本すべての御柱に直接触ることができるのも、この前宮だけだったりします。アキラ100%さんも1本1本触れながらその大きさや風格に感心していました。

本殿に向かって右側には前宮一之御柱が

4本の御柱それぞれにしっかり触りながら……

このほかにも、本殿の裏に生える樹齢数百年と思われる大きなケヤキや、建御名方神(たけみなかたのかみ)と八坂刀売神(やさかとめのかみ)の御神陵とされる場所など、前宮の歴史を感じる場所がたくさん。

ツアーではこの日のためだけにつくられたアキラ100%さん用の御柱も!

アキラ100%さんも「ここにもともと神さまがいたという歴史の深みを感じます」と話していましたが、解説を聞くとここが諏訪大社はじまりの地だったということがよりリアルに感じられるようになりました。

地元民でも新しい発見や楽しさが!

「説明してもらいながら見ていくとスッと話が入ってくる。僕自身も楽しいツアーです」

そんなふうに話すアキラ100%さんですが、地元民としても新しい発見や楽しさのあるツアーでした。

アキラ100%さんと行く諏訪大社のオンラインツアーもこれで3社目。介護施設向けのツアーですが個人での参加もできるので、4回目が行われたときは地元の人も参加してみてはいかがでしょう? 諏訪大社や御柱祭の知らない一面を発見できるかも知れませんよ。

[旅介ちゃんねる]
▶URL:https://ttptabisuke.jp/

SPOT INFORMATION

諏訪大社 上社前宮

古きに囲まれた石段を登ると、山の中腹に現れる上社前宮は、諏訪信仰発祥の地と伝えられている。その昔は諏訪大社の祭祀をを司る大祝の居館をはじめ、多くの建物によって校正されていた。本殿を取り囲むように建つ4本の御柱がよく見える。所在地:

住所
茅野市宮川2030
電話番号
0266-52-1919
交通
電車:JR上諏訪駅下車 タクシー20分 JR茅野駅下車 タクシー10分 自動車:中央自動車道諏訪ICより7分
               

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