2021年からスタートし、3回目を迎える蓼科高原音楽祭が今年も開催されます。
この音楽祭は「蓼科にクラシックの花束を」をテーマにして、蓼科高原からクラシックの魅力を届けるイベントです。
7月に3公演を予定していて、茅野市民館のコンサートホールとマルチホールにて行われます。
低弦楽器が奏でる温かい響きに包まれて
1公演目はチェロ×コントラバスのデュオ・リサイタル「星に願いを」です。
世界各地で演奏活動をするチェロ奏者のマルモ・ササキさんと、クラシックやタンゴを中心に様々なジャンルで活躍するコントラバス奏者の高杉健人さんを迎えて行われます。会場は、音の響きがよく親密さを感じられるコンサートホール。
曲目は、エルガーの『愛の挨拶』やピアソラの『リベルタンゴ』、『星に願いを』やビートルズメドレーなど、なじみ深い名曲の数々です。
低弦楽器が奏でる低音の温かい響きに包まれる至福の時間が楽しめます。
クラシック音楽の世界旅行へ
2公演目は蓼科高原音楽祭ではおなじみとなっている、日本の若手を代表するピアニスト・金子三勇士さんのピアノ・リサイタルです。今回は「音楽の世界旅行」をテーマに、2つの公演を予定しています。
2公演目の7月15日は、ショパンやリストといったロマン派から、古典派のモーツァルト、ベートーヴェン、近現代のドビュッシー、ガーシュウィンまで、世界各地で愛される作曲家の作品を、金子さんのピアノ・ソロで堪能できるコンサート。
最後を締めくくる3公演目は、同じく金子三勇士さんのピアノと諏訪地域を拠点に活動する諏訪交響楽団との競演です。諏訪交響楽団は、1925年創立の日本でもっとも古い社会人オーケストラで、心のこもった音楽づくりと地域に親しまれる楽団を目指して活動しています。
音楽監督には指揮者・酒井敦さんを迎え、生誕150周年のラフマニノフの名曲などをお届けします。ほかにも、ビゼーの『カルメン組曲』やベートーヴェンの交響曲第6番『田園』なども演奏予定ですよ。
迫力満点のオーケストラ生演奏と美しい音色のピアノとの夢の競演を堪能できるプログラムとなっています。
今年の夏は、ちょっと足を伸ばしてクラシック音楽の世界旅行に出かけてみませんか?
[第3回蓼科高原音楽祭]
- 開催日
- 2023年7月8日(土)、7月15日(土)、7月17日(月・祝)
- 時間
- 開演=14:00(開場=13:30)
- 場所
- 茅野市民館(長野県茅野市塚原1-1-1)
7月8日=茅野市民館コンサートホール/7月15日、7月17日=茅野市民館マルチホール - 料金
- 7月8日=3,000円/7月15日、7月17日=3,500円
※未就学児の入場はご遠慮ください - 問い合わせ
- 茅野市民館(TEL=0266-82-8222)
- 予約/詳細HP
- http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2023/tateshina.html