岡谷市の祭りといえばこの祭り！　「第54回 市民祭岡谷太鼓まつり」の通常開催が4年ぶりに決定しました。今年は8月13日に宵祭り、8月14日に本祭りの日程で行われます。

ここでしか見られない300人の揃い打ち

岡谷太鼓のルーツは、諏訪大社の太々神楽を伝承する「御諏訪太鼓」にあります。もともとは武田信玄軍の志気を鼓舞する鳴物として活躍した「御諏訪太鼓」。伝承あるこの太鼓は、日本だけにとどまらず海外にも知れわたり、聞く人の心を惹きつけ親しまれてきました。

岡谷太鼓は、そんな「御諏訪太鼓」の指導のもと、1970年から開催された岡谷太鼓まつりを通して、回を重ねるごとに郷土芸能として発展してきたのです。

当日のメインイベントである、岡谷太鼓でしか見られない日本一の「300人の揃い打ち」は圧巻ですよ。間口60mというステージの大地を揺るがす豪快さで、ドンドンと太鼓が叩かれるたびにその音が全身に響き渡り、見ている人の心まで振動させるような迫力を感じさせます。

踊り、長持、お神輿までさまざまなステージやパレードも

岡谷太鼓まつりには太鼓の演目以外にもさまざまなプログラムが盛りだくさん。このお祭りの名物でもある「MINAKOIわっさか」は「みんなでわっと楽しく踊ろうよ」という意味が込められた踊りパレード。振付・曲が自由なフリースタイルと、参加団体が輪になり踊る流し踊りがあります。MINAKOIわっさか総踊り「GOTTAみなこい!!」は、誰でも自由に参加することができるので、みんなで踊って楽しみましょう！

MINAKOIわっさか フリースタイルの様子

また、ふれあい広場でのステージ披露や、街なかでの子どもパレード、諏訪地方の伝統芸能・長持パレード、みこしパレードも行われますよ。みこしパレードでは、岡谷市内にある3連の太鼓みこし連をそれぞれ1基ずつ担ぎ、パレード会場を練り歩きます。クライマックスは、メイン会場での練りこみと、本祭りのステージでの岡谷太鼓との「響演」。大迫力のパレードもお見逃しなく。

ここでしか見られない岡谷太鼓のパフォーマンスと豪壮な響きを、ぜひ間近に感じに来てください。

[第54回 市民祭岡谷太鼓まつり]