5月5日、茅野市民館アトリエにて「音と環境のためのワークショップ・コンサート」が開催されます。長野県にゆかりのある3人のミュージシャンによって運営される「やまびこラボ」が主催するコンサートで、子どもと大人のための体験型の音楽イベントとなっています。

日常の音に耳を澄ませて感じる音楽

ワークショップ・コンサートのテーマは新しい音楽と環境。前半と後半の2部構成となっています。

前半には、イヤークリーニングや音ビンゴなどの企画が開催。イヤークリーニングとは、カナダの作曲家でありサウンドスケープの概念を提唱したマリー・シェーファーによって考案されたもので、日常的に聞いている音に耳を澄ませる体験のことをいいます。

過去開催の様子。

そして後半には、バイオリニストの加藤綾子さんによるコンサートが行われます。演目には、現代音楽作曲家である松本真結子さん作曲の「風のための音楽」や、渡辺裕紀子さん作曲の「山のための音楽」といった自然からつくられた新しい音楽に加え、バッハの楽曲の演奏もあるそうですのでお楽しみに。

日常にあるあの音、あの風景が音楽になってしまう、ちょっと不思議でワクワクするワークショップ・コンサート。いろんな音に耳を傾けて、自然の響きのなかから音楽を見つけ出してみませんか？

[音と環境のためのワークショップ・コンサート]