山野草の宝庫と呼ばれる、富士見パノラマリゾート・入笠山は、グリーンシーズンを通じてさまざまな花や野草を楽しめるスポット。

そんな入笠山でもうすぐ見ごろを迎えるのが、純白に咲き誇るすずらんです。

甘い香りに包まれる癒しの名所

入笠山には、入笠湿原に約100万本の日本すずらん、入笠すずらん山野草公園に約20万本のドイツすずらん、合わせて120万本のすずらんが群生しており、5月下旬から6月中旬にかけて白い可憐な花を咲かせます。

日に日に花芽の数が増えて少しずつ開花しているので、6月初旬には本格的な見ごろを迎えそうです。（掲載時に開花状況確認）

開花状況の写真（掲載日に最新のものを更新）

すずらんには「幸福が訪れる」「幸福の再来」という意味の花言葉が。新緑が美しい入笠湿原で、あたり一面を埋め尽くすすずらんと、甘い香りに包まれる幸せなひとときを過ごせますよ。

イチヨウランや“幻の花”などの山野草もいろいろ

またこの時期は、長野県準絶滅危惧種に指定されている希少なお花・イチヨウランや、幻の花と呼ばれるほど希少価値の高い「釜無ホテイアツモリソウ」をはじめ、クリンソウ、レンゲツツジ、アヤメなどの山野草が咲いているので、すずらんのほかにもいろいろなお花が楽しめます。

釜無ホテイアツモリソウ。

山野草の苗がもらえる「120万本のすずらん祭り」が開催中

そして、5月25日から6月23日にかけては「120万本のすずらん祭り」が開催中。この期間中にゴンドラ往復券を購入すると、山野草のポット苗がもらえるのでおすすめです。

富士見パノラマリゾートではゴンドラで頂上まで行くことができるので、お手軽にトレッキングを楽しめるのも魅力のひとつ。すずらんの名所もゴンドラ山頂駅のすぐ近くのエリアです。初夏を彩る純白のすずらんを、ぜひ見に行ってみてください！

[120万本のすずらん祭り]