おいしい高原野菜や果物が集まる八ヶ岳山麓・諏訪エリア。そんな八ヶ岳山麓・諏訪エリアの暮らしと“今”がよくわかるスポットのひとつが、地元の生産者さんを中心に農産物が集まるたてしな自由農園。
蓼科高原への道の途中にある茅野店と高原のペンションが集まるエリアに近い原村店があり、新鮮な野菜や果物、山菜・梅・春の七草など地元ならではの旬のものが並んでいて、楽しみながら季節の移り変わりを感じられるお店です。
このシリーズでは、たてしな自由農園の店頭から八ヶ岳の旬を紹介していきます!
高原地帯でしか栽培できない赤いルバーブ!
8月初旬の今週、原村店の店頭の一角にはたくさんの赤いルバーブが並んでいました!ルバーブは、シベリア南部原産の植物のことで、西洋では古くから食べられてきた野菜でもあります。青い茎と赤い茎の2種類があるのですが、赤いルバーブは冷涼な高原地帯でしか栽培できないんです!
八ヶ岳山麓の富士見町は、そんな赤いルバーブの一大産地。セロリやレタスなど高原野菜の産地としても有数の八ヶ岳高原の気候は、ルバーブの栽培にもぴったりなんです。そのため、旬の時期である春から秋にかけては、たてしな自由農園でもお店の一角にて常時ルバーブが販売されています。
富士見町のルバーブの特徴は、鮮やかな赤色。かなり酸味の強い野菜ですが、お砂糖と相性がよく、調理しても鮮やかな色が残るため、ジャムや焼き菓子などによく使われます。そのほかにも、ソーダで割ってジュースとして楽しめるシロップや、爽やかな酸味を活かしてドレッシングにもアレンジできますよ。
食物繊維が豊富で、ビタミンC、カリウム、アントシアニンなども多く含まれていることから、健康食品としても注目を集めているルバーブ。都会ではなかなか手に入らない、希少な野菜です。ぜひ、たてしな自由農園に足を運んでみてください!