本物の舞台で培う子どもたちの体験

9月8日、茅野市民館マルチホールにて、「長野『大きな夢』子どもミュージカル第15回公演『魔女バンバ』」が上演されます。長野「大きな夢」子どもミュージカルは、諏訪6市町村・松本市・辰野町の小学生から高校生までが所属する子どもミュージカルの劇団。「心はぐくむ本物の舞台の体験を」という願いを込めて2008年に発足しました。

青砥洋さんがNHK放送劇団や劇団四季での経験を活かして立ち上げた児童劇団「大きな夢」が母体となっていて、全国26か所600人以上の劇団員が在籍しています。全国で活躍する専門講師から、各地域の劇団で指導を受けているんです。

ミュージカルの魅力は、演技、歌、ダンスで自己表現をする楽しさを味わえること。それだけでなく、豊かな人間性を育む不思議な力もあります。この劇団で経験する年齢を超えたチームワーク、「愛」「優しさ」「思いやり」をテーマにした美しい言葉とメロディー、そして舞台をやり遂げた達成感、思い切り表現して大きな拍手を身に受けた感動と高揚感……。本物の舞台を経験することで培われた経験は、劇団員の子どもたちにとってかけがえのない財産となっています。

優しさ・勇気・笑顔をテーマにした物語

そんな劇団に所属する子どもたちによって上演される今年の演目は「魔女バンバ」。人間の心の闇につけこんで子どもたち捕まえようとする魔女バンバと、ポポロという天使のかけ声で勇気を出し、“あの歌”をうたいはじめる子どもたちとの結末を描いた物語。優しさ、勇気、笑顔をテーマに演じる心温まるストーリーです。

この公演のチケットはLivePocketからオンラインで購入可能。好きな席を選べるのでお早めにお申し込みください。

当日は配信も行われるので自宅から鑑賞することもできます。配信チケットは、ZAIKOにて販売中。配信期間が1週間あるのでゆっくりと何度でも見ることができますよ。

また、毎週水曜日にレッスンを行っているので、演技・歌唱・ダンス、舞台に立つことに興味があるという方は、体験や見学もできます。

レッスンの様子。

ご家族やお友達といっしょに、子どもたちの1年の集大成である「魔女バンバ」の公演に、ぜひ足を運んでみてください。

[長野「大きな夢」子どもミュージカル第14回公演『魔女バンバ』]