おいしい高原野菜や果物が集まる八ヶ岳山麓・諏訪エリア。そんな八ヶ岳山麓・諏訪エリアの暮らしと“今”がよくわかるスポットのひとつが、地元の生産者さんを中心に農産物が集まるたてしな自由農園。
蓼科高原への道の途中にある茅野店と高原のペンションが集まるエリアに近い原村店があり、新鮮な野菜や果物、山菜・梅・春の七草など地元ならではの旬のものが並んでいて、楽しみながら季節の移り変わりを感じられるお店です。
このシリーズでは、たてしな自由農園の店頭から八ヶ岳の旬を紹介していきます!
色とりどりの夏野菜がずらり
8月下旬の今週、原村店の店頭には色とりどりの夏野菜が並んでいました! 標高の高い高原エリアや、晴天率が高く日照時間が長い八ヶ岳エリアで育った地元の野菜たちは、甘さ、みずみずしさ、味の濃さが抜群。昼夜の寒暖差が甘みや旨みを引き出したり、山の伏流水や豊かな土壌といった自然の恵みによって、作物がおいしく育つんです。
そんな八ヶ岳で、売り場が1番鮮やかに、賑やかになるのはこの季節。旬のものを取り揃えているからこそ、時期によってもその年によっても並んでいる野菜の量や種類が変化していきます。
お目当ての野菜がある人は早めの時間に!
この日も、ナス、ピーマン、パプリカ、きゅうり、ズッキーニ、トマト、ゴーヤ、とうもろこしなどたくさんの夏野菜が。ちなみに、とうもろこしは、店外の広いスペースに5つほどの品種が販売されていました。私が訪れたのは15時ころでしたが、すべて完売していましたので、お目当てのときはお昼くらいまでに足を運ぶのが安心かもしれません!
南信州の名産、大きな“ていざなす”も
また、夏野菜のなかでもちょっと珍しいものが手に入るのがナス。たてしな自由農園では、ひとつの野菜にも色んな品種が販売されていることが多いのですが、この時期はナスがおすすめ。
イタリアの伝統的な品種でもあるロッサビアンコや、白ナス、ユニークな形が特徴の京まんじゅう、そして信州の伝統野菜・ていざなすなど、さまざまな品種が販売されています。
ていざなすは、県内最南端の南信州・天龍村の特産品。サイズが大きく甘みがあって、とろけるほどやわらかいのが特徴です。信州に来たらぜひ食べてほしいおいしさですので、店頭に置いてあるレシピといっしょに試してみてください!
まだまだ夏野菜がたっぷり店頭に並んでいるたてしな自由農園。BBQの食材調達にもぴったりです。ぜひ足を運んでみてください!