おいしい高原野菜や果物が集まる八ヶ岳山麓・諏訪エリア。そんな八ヶ岳山麓・諏訪エリアの暮らしと“今”がよくわかるスポットのひとつが、地元の生産者さんを中心に農産物が集まるたてしな自由農園。
蓼科高原への道の途中にある茅野店と高原のペンションが集まるエリアに近い原村店があり、新鮮な野菜や果物、山菜・梅・春の七草など地元ならではの旬のものが並んでいて、楽しみながら季節の移り変わりを感じられるお店です。
9月も下旬となった今週は、秋の味覚・ぶどうが主役になってきていますよ!
秋の味覚・ぶどうがびっしりと並ぶ果物ブース!
原村店の果物ブースはすっかり秋の装いとなり、ぶどうがぎっしり。ぶどうの生産量が日本ツートップを誇る山梨県と長野県をまたぐ八ヶ岳エリアだからこその質の良さと種類の多さ、なかなか手に入らないような希少な品種まで楽しめちゃいます。
この日の店頭には全部で11種類ものぶどうが。どれにしようか迷ってしまいますが、いくつか試してみて自分好みの品種を見つけてみるのも楽しみ方のひとつかもしれません。
このぶどう、知ってる⁉︎
また、並んでいる品種のなかには初めて目にしたものも。珍しい品種がいくつかあったのでご紹介します! 皆さんはいくつ知っているでしょうか。
まずは長野県生まれの最新品種・クイーンルージュ。シャインマスカットとロシアの「ユニコーン」を掛け合わせて生まれた品種で、パリッとした食感で皮も食べられるのが特徴です。ぶどうの平均糖度が18〜20のなか、クイーンルージュは糖度22〜23度! とっても甘くてジューシーな味わいですのでぜひ試してみてください。
次に、世界一大粒のブドウといわれている「雄宝」。爽やかな甘味が特徴の人気品種で、種なしで皮ごと食べられます。味も形も似ていますがシャインマスカットとの違いは、一粒の大きさ。世界一大粒と言われているだけあって、なんと最大で一粒が卵サイズにもなるんです! 店頭で販売されていたものも、うずらの卵よりもひとまわり大きいくらいのサイズ感でした。
そのほかにも、定番の品種を掛け合わせて進化した希少品種がいろいろ。
夏とはまたガラリと変わったラインナップに移り変わっているたてしな自由農園。秋の味覚を楽しみたいという方はぜひ足を運んでみてください。