日本アルプスが連なり、日本の屋根とも呼ばれる長野県。自然公園の面積も全国3位と、自然の豊かな県です。豊かな自然の恵みはいろいろありますが、野鳥もそのひとつ。諏訪地域でも、心地いい小鳥のさえずりを楽しむことができる環境が身近にたくさんあります。

たとえば、水鳥を中心に100種類以上の野鳥たちが生息している諏訪湖や、39種類の野鳥が確認されている霧ヶ峰高原などの観測スポットも。特に諏訪湖は、冬のコハクチョウや多くのカモ類の飛来地にもなっているんです。

そんな諏訪の野鳥たちをじっくりと見ることのできる展示が、諏訪大社上社本宮の東参道にある柏屋カフェ＆ギャラリーにて開催されます。11月22日から11月26日にわたって行われる「中村健三 諏訪の野鳥 写真展」です。

諏訪で撮影した野鳥たちの写真を展示

趣味で鳥の写真を撮り続けて30年の中村健三さん。諏訪市内で撮影したという野鳥のカレンダーを2005年から発行しており、地元でもファンの輪が広がり続けている作家さんです。

今回の写真展でも、諏訪市内で撮影した野鳥たちの写真を展示。身近に見ることのできる鳥をはじめ、滅多に出会うことのできない希少な鳥など、さまざまな野鳥を諏訪の風景といっしょに楽しむことができます。また、11月24日には、「わたしの野鳥撮影術」というギャラリートークも開催。鳥の瞳に隠された撮影テクニックなど、カメラ好き、鳥好きには興味深いトピックですので、ぜひ足を運んでみてください。

ギャラリーにはカフェも入っているので、お茶をしながらゆったりと展示を楽しむこともできます。

[中村健三 諏訪の野鳥 写真展]