森のなかに佇む高原のアート・ミュージアム

長野県原村の森のなかに佇む八ヶ岳美術館 原村歴史民俗資料館。1980年、文化功労者であり日本芸術院会員でもあった原村出身の彫刻家・清水多嘉示による作品の寄贈を契機に開館しました。当時では全国的にも珍しかった村立美術館であり、高原のアート・ミュージアムとして、県外の方や地元の方からも愛されている場所です。主に、清水多嘉示の彫刻や絵画、原村出身の書家・津金寉仙の書、村内より出土した縄文土器や石器などをコレクションしています。

八ヶ岳美術館。

そんな八ヶ岳美術館にて、11月28日から12月25日まで「クリスマスフェア2024」が開催中。期間中はウェルカムギャラリーにて鑑賞無料の展示が行われ、11月28日から12月8日までは、絵と羊毛フェルトの作家・橋口優さんの作品、12月14日から25日まではフラワーアレンジメントの林ひろ子さんの作品が展示されます。また、ショップでのクリスマスグッズの販売やワークショプも行われますよ。

イラスト原画や絵葉書など30点の展示

作家・橋口優さんの展示では、イラスト原画、フェルト作品、絵葉書、ステッカーなど合わせて30点を展示。橋口さんが山に登るなかで考えたこと、出会った動物や山に関わる人たちをヒントに制作した作品たちです。八ヶ岳美術館での開催にあたって、清水多嘉示の彫刻作品『伸び行く』をモチーフにしたイラストの描き下ろしもあるそうですのでお楽しみに！

また、12月8日、14日には美術館職員さんによる「クリスマスデコレーションワークショップ」も行われます。プラバンを使ったクリスマス・サンキャッチャーづくりと、折り紙でクリスマスの飾りをつくることができますよ。午前と午後に1回ずつ、各2名の定員で行われますので参加希望の方はお早めにお申し込みください。

なお、会期中に行われているギャラリー展示は無料で鑑賞することができますので、この機会にぜひ立ち寄ってみてください。

[クリスマスフェア]

[クリスマスデコレーションワークショップ]