長野県岡谷市の釜口水門近くに広がる岡谷湖畔公園。諏訪湖畔をぐるっとV字に囲んでいて、八ヶ岳を一望できる撮影スポットでもあります。公園には、岡谷出身で「琵琶湖周航の歌」の作者として知られている小口太郎の銅像や記念碑、高さ55メートルまで噴き上がり、夜にはライトアップされる湖上噴水、子どもたちの遊具などさまざまな楽しみが。
トリックアート風に楽しめるフォトスポットが誕生
そんな岡谷湖畔公園に、10月から新たな新名所が誕生したのをご存知でしたか? 赤、青、黄、緑の4色でできた「SUWAKOモニュメント」です。一見、大きな積み木が無造作に置かれているように見えるのですが、ある場所から見ると「SUWAKO」の文字が浮かび上がるという仕掛けに。トリックアートのような遊び心あるモニュメントとなっています。
このデザインは、岡谷市出身の童画家・武井武雄の作品「かたちのうた」に着想を得てつくられたもの。モニュメントの手前にある丸い碑に「かたちのうた」の絵といっしょに説明書きがあるのでチェックしてみてください。ちなみに、説明を読んだあとにちょっと前を向いてみるといいことがあるかもしれません。
諏訪湖サイクリングロードの休憩場所にも
ちなみに、今年の4月には諏訪湖を一周できる「諏訪湖サイクリングロード」の全線開通も。全長約16kmのコースがつながって歩行者や車を気にせず安全にサイクリングを楽しめるようになりました。諏訪湖越しに見える、富士山や八ヶ岳などの雄大な山々を望みながら、爽快な自転車の旅を満喫できる人気のコースです。
美術館、温泉、カフェやレストラン、神社などさまざまな魅力的なスポットが点在している諏訪湖畔でサイクリングを楽しみながら、「SUWAKOモニュメント」での記念撮影なんかもおすすめ。休憩や旅の思い出づくりにも、ぜひ立ち寄ってみてください。
[SUWAKOモニュメント]
- 場所
- 長野県岡谷市湖畔1-25