令和の“武井武雄”⁉︎ 受賞者4名の作品を展示する「第12回日本童画大賞 受賞者展」イルフ童画館にて開催中

長野県岡谷市にある「日本童画美術館 イルフ童画館」。「子どもの心にふれる絵」の創造を目指し、「童画」という言葉を生み出した岡谷市出身の童画家・武井武雄さんの美術館です。

常設展では、武井武雄の童画・版画・刊本作品に加え、絵本「かいじゅうたちのいるところ」で有名なモーリス・センダックの作品など、国内外の絵本作品が展示されています。館内にはミュージアムショップやカフェのほかに、約2,000冊の絵本が集められた「はらっぱ」という絵本ライブラリーも。こちらは入館料を払わなくても入場することができますよ。

受賞者4名の個性豊かな作品が

そんなイルフ童画館にて、2月22日より新しい企画展「第12回日本童画大賞 受賞者展」が開催中です。

武井武雄の「童画」の精神を受け継ぎ、新しい時代の「武井武雄」を探求するために、「武井武雄記念 日本童画大賞」という企画を開催しているイルフ童画館。今回の展示は、2023年度の日本童画大賞にて大賞・優秀賞を受賞した4名の受賞者たちにスポットを当てて行われます。

多数の応募作品のなかから厳正な審査を経て決定した個性豊かな受賞作品に加え、受賞者たちの過去の作品から最新作までを幅広く展示。これからの童画界を担う、表現力豊かな4名の美術家たちの魂のこもった作品を鑑賞することができますよ。

絵本部門 優秀賞 カコナココ「リリーとローズのステキなまいにち」。

絵本部門 大賞オノガワアサコ「じゃんけんぽんのおともだち」。

タブロー部門 優秀賞 松本みさこ「穏やかな時間の中で」。

タブロー部門 大賞 歌「踊るあの子」。

また、会期中にはさまざまなワークショップも開催。キットパスで描く絵のワークショップ、ヘアゴムでのブレスレット編み体験、オリジナルトートバックづくり、武井武雄の刊本作品の読み語り、ギャラリートークなど、童画館らしい企画が用意されていますのでお楽しみに!

[第12回日本童画大賞 受賞者展]

開催期間
2025年2月22日(土)〜4月6日(日)
時間
9:00〜18:00(受付=17:30)
場所
イルフ童画館(長野県岡谷市中央町2-2-1)
入館料
一般=510円 、中・高校生=310円 、小学生 160円
※4月1日より入館料の改訂がありますのでHPをご確認ください
定休日
水曜(祝日の場合は開館)
詳細ページ
https://www.ilf.jp/exhibition/dougataisyousakuhinten_12/

SPOT INFORMATION

日本童画美術館 イルフ童画館

「子どもの心にふれる絵」の創造を目指して、「童画」という言葉を生み出した岡谷市出身の作家、武井武雄の童画・版画・刊本作品を中心に展示。モーリス・センダックの作品も定期的に展示し温かい世界が広がる。

住所
岡谷市中央町2-2-1
電話番号
0266-24-3319
営業時間
10:00~19:00
※3月13日(土)まで開館時間が10:00~17:00となります。
発熱や風邪症状(咳・喉の痛みなど)がある方や体調がすぐれない方は
非接触型温度計による体温測定をさせていただき、
37.4℃以上の発熱が確認された方は、入館をご遠慮いただきます。
定休日
毎週水曜日(祝日の場合は開館、展示換えによる臨時休館有り)
入場料
一般 510円
中・高校生 310円
小学生 160円
駐車場
あり
詳細ページ
http://ilf.jp/
アクセス
JR中央東線岡谷駅より徒歩7分 長野自動車道岡谷ICより車で10分
               

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