おいしい高原野菜や果物が集まる八ヶ岳山麓・諏訪エリア。そんな八ヶ岳山麓・諏訪エリアの暮らしと“今”がよくわかるスポットのひとつが、地元の生産者さんを中心に農産物が集まるたてしな自由農園です。
蓼科高原への道の途中にある茅野店と高原のペンションが集まるエリアに近い原村店があり、新鮮な野菜や果物、山菜・梅・春の七草など地元ならではの旬のものが並んでいて、楽しみながら季節の移り変わりを感じることができます。
3月初旬の今週は、たてしな自由農園に並ぶジュース類をご紹介!
地元の果物や野菜をまるごと味わえるジュースがズラリ!
ほかの時期に比べて旬の果物や野菜も少なくなる2月。ですが冬には、夏や秋に収穫した果物のおいしさをギュッと閉じ込めたジュースたちが多く並ぶようになります。フルーツ王国の山梨と長野をまたぐ八ヶ岳エリアでは、いろんな果物や野菜でつくったジュースをたくさんの農家さんが販売していますよ。

アルプスファームというワイナリーのぶどうジュース。グレープにベリー類やダークチェリーをブレンドした「黒の果実」、ワインの王道品種である5種の白ぶどうをブレンドした「プレミアムホワイト」、コンコード・ピノノワール・メルローなど4種のぶどうをブレンドした「グレープジュース」がありました。

c一般的なブドウの約9倍ものポリフェノールをたっぷり含む山葡萄、カクテルベースやヨーグルトにも合うブルーベリー、古くからのざくろの産地であるトルコのざくろを使ったザクロなど、少し珍しい果物のジュースも。

信州あづみ野産の西洋ナシを使ったたてしな自由農園限定販売ジュース! ラ・フランス、ゼネラル・ネクラーク、オーロラネクターの3種類があります。人工甘味料や砂糖も不使用、果汁100%で、洋ナシをまるごと食べているような濃厚で爽やかな味わいです。

長野県の富士見町は赤いルバーブの一大産地。赤いルバーブの専門農園・かぼちゃん農園の希釈用ドリンクは、炭酸や水ではもちろん、お酒やミルクで割ってもおいしく飲むことができます(左)。八ヶ岳の名物でもある食用ほおずきの希釈用ジュース(右)。南国のフルーツのようなトロピカルな味で酸味と甘味のバランスが良く、ホットで飲んでもおいしいので冬にもぴったりです。

スノーキャロットとは、本来は秋に収穫する人参を、あえて雪の下で氷温熟成させたにんじんのこと。フルーツのような甘みがギュッと凝縮されているので、砂糖不使用なのに甘くて爽やかで飲みやすい仕上がりになっています。
全国2位の収穫量を誇るぶどうをはじめ、洋ナシ、トマト、にんじん、桃、食用ほおずき、ルバーブなど、さまざまな果物でつくられるジュースたち。ほかにはない信州ならではのラインナップが揃っています。毎日の食卓にも、ギフトにもぴったりですので、ぜひたてしな自由農園に足を運んでみてください。