おいしい高原野菜や果物が集まる八ヶ岳山麓・諏訪エリア。そんな八ヶ岳山麓・諏訪エリアの暮らしと“今”がよくわかるスポットのひとつが、地元の生産者さんを中心に農産物が集まるたてしな自由農園です。

蓼科高原への道の途中にある茅野店と高原のペンションが集まるエリアに近い原村店があり、新鮮な野菜や果物、山菜・梅・春の七草など地元ならではの旬のものが並んでいて、楽しみながら季節の移り変わりを感じることができます。

6月下旬の今週は、この時期にしか並ばない旬の梅をピックアップ！

梅しごと、はじめてみませんか？

この時期に欠かせない季節の手しごとといえば……梅しごと！　5〜7月にわたって旬を迎える梅を使って、梅干し、梅シロップ、梅酒など、いろいろな保存食をつくる風習です。

たてしな自由農園にも5月の後半ごろから2か月ほど、地元で採れた梅が並びます。

1kg単位、約1,000円〜1,500円で売られています。

梅酒や梅漬、梅ジャムに合う大粒の信州産・豊後梅。梅とあんずの交雑種で、果実が厚いのが特徴です。

同じく梅酒や梅漬けに合う白加賀梅。大粒で果肉が厚く、皮が柔らかくて、爽やかですっきりとした味わいです。

そして梅の定番・南高梅も。梅干しとしては最高級品種とされ、梅酒や梅シロップなどに合います。大粒で皮が薄く、果肉が甘く実が柔らかいのも特徴です。

ちなみに、実は諏訪旅スタッフ（25歳）も、今年から人生初の梅しごとに挑戦しています！　

袋から取り出した瞬間から、甘くて爽やかな香りが漂って、とても幸せな気持ちになりますよ。

梅干し、梅シロップ、梅の甘露煮をつくりましたが、毎日様子を見て気にかけているとだんだんと愛おしくなってくるのが新しい感覚。梅しごとと聞くと、手間がかかったりむずかしいという印象を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、やってみると、案外楽しく気軽にできてしまうのも魅力のひとつです。

皆さんもたてしな自由農園で梅を手に入れて、今年の夏は、梅しごとにぜひチャレンジしてみてください！