カゴメ野菜生活ファーム富士見で生物多様性に配慮した農場がオープン。楽しく学べるクイズラリーも。

2019年にオープンしたカゴメ野菜生活ファーム富士見で、この夏“生物多様性保全”に配慮した農業が始まりました。
カゴメ野菜生活ファーム富士見は工場とトマトなどの栽培を行う農園、ショップやレストランのある建物が一体となった野菜の体験型テーマパークです。

カゴメ野菜生活ファーム富士見

カゴメ野菜生活ファーム富士見。

なぜ生物多様性保全に取り組むのか

トマトケチャップや野菜ジュースなどで知られるカゴメ株式会社。自然の恵みを原料として使用するにあたり、自然環境の保全は事業の継続のためにも必要不可欠だといいます。

今回オープンする畑では、「竹筒マンション」や「石づみハウス」等を設置。竹筒マンションでは泥や土で巣をつくるドロバチが生活し、石づみハウスはトカゲやてんとうむしの住処になっています。
ドロバチやてんとうむしは害虫の天敵。農業に役立つ生物を畑に呼び込み、「生きものと農業の共生」を図ることで持続可能な農業を目指します。

竹筒マンション

竹筒マンション

石づみハウス

石づみハウス

また、畑の周りには生きものや草花に関する14個のクイズを設置し、「畑の生きものクイズラリー」も行っています。生きものと共生するための工夫や鳥や昆虫、草花について、楽しみながら学ぶことができます。

コロナウイルス対策のため工場見学や一部の農業体験は中止していますが、レストラン・ショップは再開している他、生物多様性クイズラリーや夏野菜の収穫体験などは予約なしで楽しめます。

カゴメ株式会社は今後も定期的に動植物の観測を続け、取り組みの成果を追う計画とのことです。
世界的に関心が高まっている「生物多様性」と「持続可能な農業」を畑から発信するカゴメ野菜生活ファーム富士見。今後も注目の取り組みです。

カゴメ野菜生活ファーム富士見
住所    長野県諏訪郡富士見町富士見9275-1
営業期間  4月〜11月予定
営業時間  10:30〜16:00※時期により変更になる場合があります
定休日   火曜(祝祭日除く)
入場料   無料/農業体験等一部コンテンツは有料
※各種体験の予約は休止中。来場時の申し込みにて先着順で受付。
駐車場   あり
詳細ページ https://www.kagome.co.jp/ysfarm/
               

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