ビールの聖地『八ヶ岳』で、ホップを学んで最高に美味しいクラフトビールを飲もう🍺【ホップ農家 小林】(後半)

前半に引き続き、ホップ農家さんに突撃取材!ホップの秘密を探ります!
高さ6mにも及ぶホップの収穫から、選別、乾燥などを一挙公開!
八ヶ岳山麓産ホップでつくった美味しいクラフトビールをご紹介します!

八ヶ岳がビールの聖地ってご存知でしたか?
約80前、日本で初めてホップを栽培した地域であり、国内品種第一号『かいこがね』の発祥の地でした。

『かいこがね』((山梨県北杜市)。花が小ぶりで、少し黄色っぽい。柑橘系オレンジの香りが特徴。

前半では、消えつつある品種『かいこがね』を次世代に繋ぎたいと奮闘する『ホップ農家 小林』の小林吉倫(よしとも)さんにお会いし、ホップの特徴や、熱い想いを伺いました。
※前半はこちらです。『ビールの聖地『八ヶ岳』で、ホップを学んで最高に美味しいクラフトビールを飲もう🍺』(前半)

後半ではホップの収穫、選別、乾燥などの工程や、小林さんのホップで使った美味しいクラフトビールをご紹介します!

初体験!ホップを収穫し、乾燥するまでの全工程

収穫(蔓落とし)

ホップの最適な収穫時期は、1年で4日間だけだそうです。その時期に収穫したホップは最高に香りが良いとか。繊細な植物なんですね!

それにしても、高さが約6mまで伸びたホップを、どのようにして収穫するのでしょうか!?

ちなみに植えてあるホップは全て雌株だそうです。雄株があると受粉してホップの風味が落ちるとか。全て女性か…女性だけの職場、なんか良いですね(笑)

収穫は、まずポップが巻きついているヒモの下側を切ります。

続いては、切ったヒモをピーンと張り、長い鎌で上の部分を切り落とします。

おーーー! こうやって収穫するんですね! なんか楽しそう♪
ということで、のだオバさん(僕)もやらせて貰いました!

電線を切らないように…
ちょっと力を入れただけで簡単に切れました!なんか楽しい〜♪

蔓落とし後は、絡まったヒモを解いて軽トラックに載せ工場に運びます。

『ホップ農家 小林』の社長・小林吉明さん

選別
続いては収穫したホップ(花)の選別です。
ホップは時間の経過とともに品質が落ちるので、収穫したその日に乾燥まで終わらせます。時間との勝負ですね!

『ホップ農家 小林』の工場

蔓や葉がついたホップを機械で切り離します。

蔓のまま上段に入れると、切り離されたホップが下段から出てくる。

右の機械に送られ、風圧でゴミを飛ばす。

最後は、人の目で商品にならないホップを外していく。

それでは、一連の流れを動画でご覧ください。

すごいですね!
昔は手摘みだったから、かなり時間が掛かったそうです。

この機械の裏はどうなっているのでしょうか?
ホップの葉などが舞い散っていました。動画をご覧ください。

癒し効果があると言われるホップ…僕は癒されたいので当然、

浴びまくりました〜(笑)今夜はぐっすり眠れそうです!

キレイになったホップはこちらです。

なんか可愛らしいですね♪

通常、ビールには乾燥したホップを使うそうですが、ブルワリーによっては生のホップを使うところもあるそうです。少し青っぽいですが、爽やかな香りだそうです。
生のホップを手に入れるには、1年に4日間の収穫日しかないので、すごく貴重なビールになるかもしれませんね!

乾燥
続いては乾燥機を使って乾燥させます。

香りが命のホップは、乾燥の工程がとても難しく、そして大切だと言います。
『ホップ農家 小林』が評価されている理由の一つは、この乾燥技術が優れている点だそうです。

乾燥の温度や時間は企業秘密。

こちらが、乾燥を終えた『かいこがね』です。普通に乾燥させると、茶色に変色してしまうそうですが、見ての通りほとんど変色していません。

香りはどうなったのでしょうか?

生のホップは、ハジけるような柑橘系オレンジの爽やかな香りでしたが、乾燥後は濃厚で深みのある香ばしいオレンジの香りになりました。美味しそう♪…全部口に放り込みたい(笑)

ペレット加工
ペレットは、機械で乾燥ホップを破砕し固めてつくります。破砕するので、香りや苦味がより一層強くなるそうです。

それでは、つくり方を見てみましょう!
まずは乾燥ホップを、機械上層部に入れます。

すると、あっという間に、ペレット状になったホップが下から出てきます。

動画はこちらです。

すごい機械ですね!
どういう仕組みになっているのでしょうか?機械の中心部を見せていただきました。

二つの車輪が回転し、破砕したホップを穴に押し込み固めます。それがペレット状になって出てきます。

う〜ん良い香り♪工場中に充満していました。

どんな味がするのでしょうか?生のホップは、かなり苦かったですが…乾燥させていますから、味の変化があるかもしれません。

いただきます!

うん!? 苦くは…

めっちゃ苦いわ!!!
乾燥ホップを破砕している分、苦味と香りが増していました。

左から、生ホップ、乾燥ホップ、ペレット

ブルワリーでは、この生ホップ、乾燥ホップ、ペレットを、ビールレシピによって使い分けているそうです。入れるタイミングでビールの香りや味も変わってくるとか。ビールって奥深いですね!

あーーー早くビールが飲みたくなってきました!
続いては、お待ちかね! 小林さんが丹精込めて育てたホップを使ったクラフトビールをご紹介します!

八ヶ岳産のホップを味わおう!

小林さん自らがプロデュース! HOPなクラフトビール!
北杜の華ホップス『ビール ペールエール』
ホップ:信州早生、カスケード
アルコール度数:5%


小売価格:330ml 500円(税込)

小林吉倫さん

口の中に残る確かな苦味を活かしつつ、さっぱりとした飲みやすさを追求しました。ぜひ、ホップのフワっと広がる豊かな香りと、口に広がる爽やかな味を感じてください

『ホップ農家 小林』WEBサイト

 

北杜市のブルワリーが地元産ホップを100%使用したピルスナー
八ヶ岳ビール タッチダウン『HOKUTO Japanese pilsner』
ホップ:信州早生、かいこがね
アルコール度数:5.5%


小売価格:330ml 660円(税込)

ヘッドブルワー 松岡風人さん

『かいこがね』は1950年代に北杜市で初めて発見された地元原産品種であり、まさに地元の実りが詰まったビールに。豊かなモルト感と雑味のないクリアな苦みはそのままに、『信州早生』が持つレモンのような瑞々しいアロマとともに、『かいこがね』が持つ華やかでノーブルな香りが効果的に付与された、“ホップホップしい”仕上がりとなりました

『八ヶ岳ビール タッチダウン』WEBサイト
※現在は売り切れ中です。販売はまだ未定ですが、また醸造していきたいとのことです。

 

ビールオタクが造る究極のクラフトビール
8Peaks BREWING『Quocoira Ale(ココイラ エール)』
ホップ:信州早生
アルコール度数:5%


小売価格:330ml 572円(税込)

代表 齋藤由馬さん

ココイラとは『このあたり』という諏訪の方言です。『このあたり』である八ヶ岳の麓で栽培されたホップを100%使用した一品です。花や桃、杏子を思わせる芳醇な香りが、ひとり思案にふける時間など、お客様の癒しの時間をより彩り豊かに演出いたします。塩味のきいたクラッカーやパンなど、シンプルな食材に合わせて。飲み頃は10℃です

『8Peaks BREWING』WEBサイト

う〜ん美味い♪

幸せだな〜八ヶ岳を見ながら、八ヶ岳山麓産のホップを使ったクラフトビールが飲めるなんて♪ 移住して嬉しいことの一つは、思いついたらすぐにこんなステキな体験ができることですね! 多くの方にこの爽快感を味わっていただきたいです。

次回は、八ヶ岳山麓にあるブルワリー『8Peaks BREWING』を取材したいと思います!

代表の齋藤由馬さんは、ビールを語り出したら止まりません。以前は、「ビールの話をちょっと教えて!」と言ったら…4時間以上も話してくれました(笑)

齋藤由馬さん(左)と、疲れ切った僕…

楽しみ半分、恐怖半分です(笑)お楽しみに!

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のだオバさん。

放送作家。夢で「諏訪大社に行け!」と言われたのを真に受け、長野県茅野市に移住^_^余所者の目線を通して、諏訪・八ヶ岳エリアの魅力を発信!花好きから「あいつオジさんのくせに、オバさんっぽいな」と言われ『のだオバさん』に…。天然の妻・フリーアナウンサー谷岡恵里子は相当ヤバい(笑)
https://peraichi.com/landing_pages/view/noda/

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