『カフェと暮らしの雑貨店 fumi』築90年の元薬屋を店主自らリノベーションし、2019年7月にオープンしたお店です。おしゃれで落ち着く空間でのランチ&スイーツ、全国から取り寄せたセンスの良い雑貨が人気。
『fumi=文』暮らしを彩る雑貨・手紙
店内に入ると、まず目に入るのはきれいに配置された雑貨たち。手触りの良いタオルやルームスプレー、アクセサリーなど、暮らしに取り入れたらちょっと素敵な気持ちになれそうなものが揃っています。
店名の『fumi』は『文』のこと。もともとの薬屋の店名が『文化堂薬庫』だったことと、文化や手紙を大切にしたいという想いがこもっています。
ということでレターセットやポストカードもいろいろ。
かわいいレターセットを見ると手紙が書きたくなりますね。特に手紙を送る用事はなかったけれど、つい買ってしまいました。誰に送ろうかな…と考えるのも楽しい◎
モダン&ノスタルジックな空間で、こだわりのプリンとコーヒーを
カフェスペースはグレーの壁に落ち着いた照明、あちこちに古材を使ったモダンかつノスタルジックな空間です。
荷物入れなど、いたるところに薬局の名残が感じられるのもおもしろい。
この日はカスタードプリンとアイスコーヒーを注文しました。
かわいい! 甘さは控えめ、その分たまごとミルクのコクがダイレクトに感じられる本格プリンです。特別大きいわけじゃないけど、お腹にたまる満足感があります。
コーヒーは長野市にあるコーヒー豆屋『ヤマとカワ珈琲店』のもので、『fumi』の食事に合わせたオリジナルブレンドとのことです。雑味のないすっきりとした味わいでした。濃厚クリーミーなプリンとの相性が最高なんだな〜。
(2020年12月22日追記)
こちらはチョコレートケーキ(アイスのせ)とカフェラテ。しっとり濃厚なチョコケーキにふわふわのカフェラテでしあわせな気持ちに……。
“暮らし”を豊かにしてくれるお店
店主の村上信之(通称:のぶ)さんと智美(りっきー)さんご夫妻。
のぶさんは都内のカフェで店長を経験。都会にあるたくさんの店の一つではなく、より地域に根ざしたお店をつくりたいと諏訪に移住しました。古材の販売と空間デザイン・設計などを行うリビルディングセンタージャパン(諏訪市)でアルバイトをした後、fumiを開業します。
雑貨を選ぶのはりっきーさん。下諏訪町のマスヤゲストハウスの元スタッフとしてご存じの方もいるかも◎
お二人が醸し出すやわらかい雰囲気に、一瞬でファンになってしまいました…!
「暮らしに寄り添う空間をつくりたい」と語るのぶさん。いずれは地元の人と観光客・クラフト作家とお客さんの出会い、交流の場になればと話してくれました。
暮らしを彩る雑貨、おいしいものを食べながらゆったり流れるカフェ時間、店主をはじめ地域の人たちとの交流……行けばファンになること間違いなしの素敵なお店です。
カフェと暮らしの雑貨店 fumi アクセス・駐車場
「カフェと暮らしの雑貨店 fumi」は、JR上諏訪駅から徒歩7分ほど。末広商店街の中にあります。
専用駐車場もできました!
専用駐車場は4台分。満席の際はJR上諏訪駅前の市営駐車場(3時間無料)か、近隣のコインパーキングに停めてください。