慶應3(1867)年創業。株式会社豊島屋は、諏訪湖面に氷の亀裂が走る現象「御神渡」にちなんだ名前を持つ清酒「神渡」の醸造元です。
そんな株式会社豊島屋が造る甘酒「神渡造り酒屋のあまざけ」が、甘酒としては長野県初のヴィーガン(Vegan)認定を取得したとのこと!
米と米麹だけで造られる甘酒は、言われてみればヴィーガンの方も安心の原材料ですが……なぜあえて認定に踏み切ったのでしょうか?
「食のバリアフリー」の一助になれば
ヴィーガンとは、地球環境や動物、健康などのために動物に由来するものを食べない・身につけない人のことです。
日本国内でヴィーガン認定を行う特定非営利活動法人べジプロジェクトジャパンにより、肉や魚、卵、乳製品、はちみつなど動物に由来するものを含まないことが確認されると「ヴィーガン認証」を取得することができます。
欧米を中心に拡大しているヴィーガン人口。日本でも食や生活スタイルの多様化が進む一方で、国内ではまだヴィーガン対応の商品は多くありません。
一目でヴィーガン対応とわかるマークをつけることは、ヴィーガン・ベジタリアンの人が安心して手に取れる商品を増やすことにつながります。
株式会社豊島屋が今回ヴィーガン認定を取得した理由は、「食のバリアフリーを目指し一人でも多くの方へ安心、安全の食の提供の一助となれば」との思いからだそう。
ノンアルコールでお子様も安心
「神渡造り酒屋のあまざけ」は、防腐剤や糖類などは一切使用せず、全量長野県産の米と米麹で造られています。ノンアルコールでお子様も安心。
優しい甘さが口の中に広がる甘酒。ヴィーガン・ベジタリアンの方もそうではない方も、この機会に味わってみてはいかがでしょうか。