令和4年御柱祭に向けて。御柱祭観光情報センター開所!

諏訪地域の根幹をなす祭り「御柱祭」。寅と申の年の7年目ごとに諏訪大社の社殿の四隅に「御柱」と呼ばれるモミの大木を建てる神事で、正式名称は「式年造営御柱大祭」と言います。御柱となるモミの木は樹齢150年を超えるもの。山の中から御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の神事を御柱祭と呼びます。

10月1日、2022(令和4)年の御柱祭に向けて、諏訪市役所内に「御柱祭観光情報センター」が開所しました。御柱祭に関する情報の他、諏訪地域の伝統文化や観光情報なども発信しています。

7年に一度の天下の大祭

御柱を司る諏訪大社は全国各地の諏訪神社の総本山であり、日本国内で最も古い神社の一つです。御柱祭の起源については諸説ありますが、平安初期の桓武天皇(781~806年)の時代にはすでに御柱祭が行われていたとの記録が残されています。

長さ約17m、直径約1m、重さ約10トンの巨木を、人力のみで曳行するという御柱祭。柱に氏子を乗せたまま急坂を下る「木落し」や柱ごと川を渡る「川越し」など勇壮な神事としても知られ、「天下の大祭」とも呼ばれています。

観光で来る方も多い行事ですが、誘客イベントではなく地元のお祭り・神事であり、観覧ルールやマナーも大切な部分です。御柱祭観光情報センターでは安心安全な御柱祭になるよう、有料観覧席や駐車場の情報なども案内していくとのことです。

謎も多く奥深い諏訪大社と御柱祭。2年後に向けて、今から情報収集してみては?

諏訪地方観光連盟 御柱祭観光情報センター
〒392-8511 長野県諏訪市高島1丁目22番30号 諏訪市役所経済部観光課内
TEL:0266-58-1123 FAX:0266-58-1844
webサイト:https://www.onbashira.jp/
               

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