「土偶」に込められた縄文人の思いとは……茅野市尖石縄文考古館で縄文ゼミナール開催!

茅野市尖石縄文考古館で考古学の研究成果を学べる講座「縄文ゼミナール」が開催されます! 今年度は形も大きさもさまざまな「土偶」について、専門家の話を聞くことができます。

国宝「土偶」(縄文のビーナス・仮面の女神)収蔵の尖石縄文考古館

今から約13,000年前〜2300年前、およそ1万年間続いていたとされる縄文時代。長野県諏訪地域は縄文時代にもっとも栄えた地域の一つであり、数多くの遺跡が発見されています。
その中の一つが茅野市の尖石遺跡。史跡公園内に建つ尖石縄文考古館では、国宝「土偶」(縄文のビーナス、仮面の女神)他、蓼科で採れる黒曜石で作られた石器や土器など2,000点以上の縄文時代の遺物が展示されています。

縄文ゼミナール

茅野市尖石縄文考古館

現在「縄文のビーナス」は貸し出されておりレプリカの展示となっていますが、「仮面の女神」は実物を間近で見ることができます。

縄文ゼミナール

国宝「土偶」縄文のビーナスと仮面の女神。

土偶に込められた縄文人の思い

茅野市尖石縄文考古館では毎年、考古学研究の成果を地域に還元する機会として「縄文ゼミナール」を開催してきました。2020年は「土偶」をテーマに、10月17日から全3回の講座が行われています。

縄文ゼミナール

縄文ゼミナール 過去の開催の様子。

第2回の10月25日には「鋳物師屋遺跡の土偶 子宝の女神ラヴィとその周辺」、11月14日には「みみずく土偶の姿―後谷遺跡出土の土偶たち―」との題で講師の方のお話を聞くことができます。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、定員は例年の半分とし、事前申し込み制での開催となります。参加申し込みは開催日前日の16時30分まで。定員に近づいているので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください!

縄文ゼミナール(2020年)
開催日   第2回=2020年10月25日(日)
      第3回=2020年11月14日(土)
時間    第2回・第3回ともに13:30〜15:00
場所    尖石縄文考古館(長野県茅野市豊平4734-132)ガイダンスルーム
受講料   無料(資料代=100円)
申し込み  第2回=2020年10月24日(土)16:30まで
      第3回=2020年11月13日(金)16:30まで
      ※電話(0266-76-2270)にて受付
茅野市HP https://www.city.chino.lg.jp

 

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SPOT INFORMATION

尖石縄文考古館

八ヶ岳山麓に栄えた豊かな縄文時代の文化を紹介。 美的感覚に優れた国宝土偶「縄文のビーナス」、平成26年8月21日に新しく国宝に指定された土偶「仮面の女神」を中心に、土器や黒曜石で作られた石器など2000点余りの縄文時代の遺物が展示してあります。

住所
茅野市豊平4734-132
電話番号
0266-76-2270
営業時間
9:00~16:30
定休日
毎月曜日、祝日の翌日、12/29~1/3
料金例
大人500円、高校生300円、小中学生200円
詳細ページ
http://www.city.chino.lg.jp/www/togariishi/index.html
               

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