首都圏のデザイナーらと諏訪市内の事業者が協同し、諏訪市のものづくりに新たな価値を生み出す「SUWAデザインプロジェクト」の今年度の活動がスタートしました!
2020年度は「諏訪の産業を次の世代へ受け継ぐための人材育成と情報発信の土壌形成」を目標に、10月23日にキックオフ。
2016年にプロジェクトが開始して以降初めて公立諏訪東京理科大学(茅野市)の学生が参加し、プロのクリエイターの助言を受けながら諏訪市内事業者をPRする動画を制作します。
今後ワークショップを重ね、12月初旬には作品の発表会も予定されています。
諏訪旅を運営する合同会社ヤツガタケシゴトニンも学生たちの助っ人役として参加! 学生たちが何を学び、どんなものができるのか、プロジェクトの様子をお伝えします。
学生が地元企業を訪問
「SUWAデザインプロジェクト」は諏訪市が東京都に本拠を構えるクリエイティブカンパニー・ロフトワークに委託し、2016年から進められている活動です。
2020年度の初回は企業訪問。10月23〜24日にかけて、ラーメンチェーン「テンホウ・フーズ」、アルミダイカスト金型製作「旭」、観光事業「ホテル紅や」、漬物製造販売「松尾商店」、精密部品加工・医療関連部品製造「高島産業」の5社を訪問しました。
企業の魅力をPR! プロの助言で動画を制作
企業訪問のあとは動画作成に向けた講演会&ワークショップを開催。
講師は、町工場のカラクリ道具で農林水産などの現場仕事をラクにたのしくカイゼンする「ノリノリワークス」を立ち上げた株式会社 乗富鉄工所のノリドミケンゾウさんと、「NHK朝の連続テレビ小説」のオープニング映像も手掛けた動画クリエイターのくろやなぎてっぺいさんです。
「複数の視点を持つ」といったテーマの動画の作り方講座。貴重な機会に学生も聞き入っていました。
ワークショップでは各事業者のビジョンについて整理し、動画の絵コンテまで作成しましたよ!
次回のワークショップは11月21日。12月初旬に一般公開の発表会が予定されています。行政×企業×学生×クリエイターが協同する新プロジェクト。どんな作品ができるか、どうぞお楽しみに!