バシャッバシャッッッッ
ほいっ!!!!
お父さんかっこいいーーーー!!!
ビチビチビチビチ!!!!
いきなりテンション高くてすみません。諏訪旅ライターおいちゃんです。
今回は長野県茅野市、有限会社ベルーフさんにおじゃましています!
場所は建築家の藤森照信さんが設計し、現在絶賛竣工中の茅野市高部公民館の目の前。
ぷりぷりの身が絶品な「八ヶ岳信州サーモン」がいただけると聞いてやってきました。
八ヶ岳信州サーモンって?
信州サーモンは長野県が開発した養殖品種。聞いたこと、食べたことがあってもどんな魚なのかは知らない人も多いのではないでしょうか。
お母さんは「ニジマス」、お父さんは「ブラウントラウト」という魚。銀色の身体がサーモンを思わせることから「信州サーモン」と名付けられました。サーモンとは別物なんですね。
特徴の一つは卵を産まないこと。ゆえに年間を通して安定した品質! 産卵のためのエネルギーがそのまま旨みになります。
「八ヶ岳信州サーモン」は八ヶ岳の山麓、佐久市の養魚場で大切に育てられた信州サーモン。淡水魚特有の臭みがなく、さっぱりと食べられます。
有限会社ベルーフの代表、木津さんが八ヶ岳信州サーモンに出会ったのはおよそ20年前。肉厚で引き締まった身の食感と、旨みが凝縮された味に惚れ込んだと言います。
活魚で輸送、注文後に活け締め
この日は佐久市から信州サーモンが納品される日! トラックに生け簀を乗せ、生きたまま輸送されてきました。
佐久市の養魚場、ナバナ淡水さん。顔出しNGとのことでしたが、帰り際に「今ならいいよ」と言ってくださいました◎
魚の様子やその日の気温、天気などによって餌を調整し、まさに万全の状態でやってきた八ヶ岳信州サーモン。
ベルーフさんの生け簀で餌どめし、さらに身を引き締めます。
信州サーモンの世界が変わる
ベルーフさんでは直売はしていませんが、特別にその場で捌いて試食させていただきました!
活け締めしてすぐに血抜き。
素早く3枚におろして……
皮を剥ぎます。
きれい〜。身は鮮やかなピンク色です。
スッスッ。
ジャーン!!
今まで食べてきた信州サーモンはなんやったんや。
これまでも信州サーモンおいしいと思って食べてきましたが、味・歯ごたえ・におい、ぜんぜん違います。
ぷりっぷりの歯ごたえ。くどすぎず、ほどよい脂。きめ細かい肉質。
木津さんによると、信州サーモンが出始めのころには、臭みがあるものが多かったそう。
八ヶ岳信州サーモンに出会い、その味に惚れ込んだ木津さんは、「信州サーモンは臭い」というイメージを変えるため料亭や飲食店を一軒一軒回ったそうです。
木津さん「みんな食べればわかってくれる。地道に伝えて歩いて、ようやく『ここの信州サーモンは違う』って認識が広まってきました」
信州サーモンは臭い、苦手、と思っている方にこそ食べていただきたいですね!
八ヶ岳信州サーモンの虜になった人から毎年注文が来るそうです。
インターネットで購入可能◎
八ヶ岳信州サーモンがインターネットで購入できるようになりました!
○八ヶ岳信州サーモン(冷蔵)8,600円 (税込)
○八ヶ岳信州サーモン(冷蔵)+真澄 煎り酒 9,800円 (税込)
○八ヶ岳信州サーモン(冷凍)6,500円 (税込)
ご注文は八ヶ岳のセレクトショップ「ハチカッテ」で。
また地域のおいしいものを知ってしまった。
みなさんのおすすめもぜひ教えてください!
諏訪旅情報提供ページ
ライター紹介:おいちゃんライター。信州松本生まれ、10歳から東京渋谷育ち。カルチャーショックを受け、小学生にして将来は地方移住することを念頭に生きる。大学卒業とともに縁あって茅野市に移住。諏訪旅1人編集部の編集長。 |