長野県諏訪地域では昔から、厳しい寒さを利用して屋外にスケートリンクをつくる文化があります。
実は諏訪は日本のスケート競技大会発祥の地! 明治42年(1909年)2月、日本で初めてのスケート大会が行われたのが諏訪湖なのです。
かつては湖や池、学校の校庭、田んぼなど、至るところで天然のスケートリンクがつくられ、諏訪地域の冬の風物詩となっていました。
一部地域では現在も学校の校庭に水をはり、校庭スケートリンクをつくっています。
その一つが茅野市金沢小学校です。
今シーズンは11月からリンク作りの準備を始め、2021年1月3日にスケートリンク開きが行われました。その後もPTAなどボランティアの方が関わり、2月上旬まで毎日夜に整備が行われます。
校庭スケートリンク&リンク整備を体験!
地域の人の想いがこもった校庭スケートリンク、実は地元の小学生以外でも体験することができるんです!
一般社団法人 ちの観光まちづくり推進機構が運営する「ちの旅アクティビティ」で、校庭スケートリンクを楽しむツアーの受付が始まっています。
【昼の部】では青空スケート体験!
スケートは初めて、という方も安心。地域のこどもたちにスケートを教えているコーチの方が、氷の上での歩き方から靴の履き方、滑り方としっかり教えてくれます。
プログラムの後半では、校庭リンクを整備している地域の方から、「小学校の校庭がリンクになるまで」のお話が伺えますよ。
【夜の部】では、夜のスケートを楽しみながら、リンクを掃いたり、亀裂に雪を埋めるなどの補修を体験。
茅野市金沢地域では自分の子どもが小学生でもそうでなくても、地域の大人たちがボランティアで校庭スケートリンク作りに取り組みます。ときにはマイナス10度を下回る中でも作業を続けるのは、自分達や自分たちの子どもが地域に育ててもらった恩返しの気持ちからだそう。
真冬の寒空の下、地域の大人たちのあたたかさに触れるツアーです。
青空の下での校庭スケートも、極寒の夜のリンク整備も、この地域ならではの特別な体験になるはずです。
昼の部、夜の部のいずれも、希望日の3日前までにお申し込みください。
実施日程
2021年1月10日(日)・11日(月・祝)・17日(日)・24日(日)・31日(日)
所用時間
1.5時間
料金
親子プラン(20歳以上の大人1人と3~6歳の幼児1人)セットで4000円
大人(中学生以上)2500円/人・子供(小学生)1500円/人
※天気予報によっては、前日または当日などにプログラム催行中止の判断をさせていただくこともございます。
詳細・申し込み
https://chinotabi.jp/activity/1425/
実施日程
2021年1月9日(土)・10日(日)・16日(土)・23日(土)・30日(土)
所要時間
約2時間
料金
3500円(13歳以上)
※天気予報によっては、前日または当日などにプログラム催行中止の判断をさせていただくこともございます。
詳細・申し込み
https://chinotabi.jp/activity/1429/