2021年1月15日(金)〜2月10日(水)、長野県諏訪市、諏訪湖畔から1本入ったところにあるフレンチレストランTrois Vague(トロアヴァーグ)が「トロアヴァーグ 1ヵ月ハンバーガー屋さんになる!!」を実施中!
ハンバーガーをメインにグラタン、ドリアなどのテイクアウト営業を開始しています。
もう一度、ステイホーム
新型コロナウイルスの感染拡大と東京を中心とした地域に2回目の緊急事態宣言が発令されたことを受け、トロアヴァーグさんでは1月15日(金)から2月10日(水)まで店内でのランチ営業をストップされました(ディナータイムは予約のみ受付)。
オーナーシェフの曽我さんによれば「諏訪地域にも感染者が再び出るようになって、お昼のお客さんがぱったりになっちゃったんだ」とのこと。「諏訪の人たちは、ちゃんとしているよね。結論は、もう一度、ステイホーム」だ、と今回のイベントのきっかけについてお話しくださいました。
「トロアヴァーグ、○○屋さんになる」の第7弾として実施
店内営業自粛のかわりに始まった今回のイベントでは、ハンバーガー、グラタン、ドリアなどサイドメニューも合わせると18種類ものメニューをテイクアウトできます。
バンズまで手作りのこだわりハンバーガーが単品550円でテイクアウトできる、価格的にもお得なイベントです。
パテに使用する豚肉は「諏訪市後山の関さんの育てた豚肉」100%なのだそう。地元に寄り添ったオーナーシェフの気持ちが見え隠れするメニューには、信州みそソースを使った味噌バーガーなんて変わり種もありました。
取材者(新人ライター石田)のお薦めはフィッシュバーガーです。
バンズに挟まれているフライは、普段お店で提供される魚料理に使われているもの。五島列島直送の鮮魚がフライにされています。
ちょうど取材日に届いた鮮魚達はヒラメ、ヒラスズキ、アカハタ、チカメキントキ、ウッカリカサゴ、クロムツなど。
しっかり肉厚なお魚のおいしさを本格フレンチシェフが仕込むタルタルソースで味わえるフィッシュバーガーは、掴んで食べる魚料理といった感じ。ファーストフード店で刷り込まれてきたイメージを180度転換させてくれるおいしさでした。
ハンバーガーはセットにしてポテトフライとカニクリームコロッケをつけることもできます。このカニクリームコロッケが本格フレンチのお味でちょっと驚きます。
オーナーシェフの曽我さんは東京台東区の上野精養軒で本格フレンチを学び、茅野市にあるレストラン竜神亭で料理長を務められた経歴をお持ちの方。味は保証付きなのです。
農家直送新鮮野菜の販売も!
店内ではメニューに書かれた商品以外にも、鳥のトマト煮などの煮込み料理のパウチ販売や生鮮野菜も販売されていました。
ちょうど取材中に野菜を持ってきてくださったのが、諏訪市在住ながら茅野市金沢区と埼玉県深谷市で農業を営むデュアル農家(!)「かわた家の野菜」の河田さんでした。ご近所ということもあり、トロアヴァーグでは通年「かわた家の野菜」を仕入れているのだそうです。
深谷市といえば、やっぱり深谷ネギ。冬のネギの甘味は格別です。芽キャベツや紫ハクサイ、ロマネスコといったちょっと珍しい野菜も並びます。
運ばれてきたブロッコリーの大きさと値付けの安さに驚きました。鮮度、味は曽我さんのお墨付きです。お値段は、ぜひ店頭でご確認ください。
カジュアルスタイルの本格フランス料理を気軽に楽しんで
トロアヴァーグさんは、諏訪市に移住してきて最初に訪れた思い出のレストラン。
ショップカードやホームページには、「一人でも多くの人に美味しいフランス料理を楽しんでもらいたいというシェフの信念により、素材にこだわる本格フランス料理をカジュアルなスタイルで気軽に楽しめるレストラン」との紹介があります。
決して格式張っていないのに、ホールで接客くださるスタッフさんの対応も見事で、素敵な時間を過ごすことができました。
外食好きの夫と私は「こんなおいしいレストランがあるまちなら、住んでいられるぞ」と喜んだのを記憶しています。
コロナ禍でどこの飲食店さんも辛いご状況にあるのは想像に難くありません。この状況に一区切りがついたときに、いつものレストランがいつも通りに営業できているように、おいしいテイクアウトやお取り寄せで積極的に飲食店さんを応援したいですね。
「トロアヴァーグ 1ヵ月ハンバーガー屋さんになる!!」は2月10日(水)までの限定実施です。実は、私、日曜日に一回、買い逃しています。お電話でのご予約がおすすめです。
ライター:石田 名保子40代、ワーママ、一児の母。自然豊かな環境と都市の便利さが絶妙に交じり合う、諏訪市に魅力を感じて家族で移住してきました。 |