諏訪大社上社本宮のすぐ近くに、新しいアイスのお店がオープンしました!
「つくりたて生アイスの店 Het’s」です。
テイクアウト専門。入店前に注文を決めて。
お店の外観はこんな感じ。テイクアウト専門店ですが、店先のテーブルとイスは利用OKです。ゴミ箱もあり。
混雑緩和のため、予め注文を決めるよう呼び掛けられています。
店内はこちら。オープン後すぐとあってお花がいっぱい!
一度も凍らせない「生アイス」
この日のメニューは
しぼりたて牛乳・ヘーゼルナッツ・塩ミルクキャラメル・ひきたて抹茶・紅ほっぺのソルベ・シナノゴールドのソルベ
の6種類!
しぼりたて牛乳とヘーゼルナッツは常時、その他のメニューは季節によって変わるそうですよ。
しぼりたて牛乳とヘーゼルナッツのダブル、紅ほっぺとひきたて抹茶のダブルを頼んでみました〜!
Het’sの「生アイス」は、長野市の人気ジェラート店「つくりたて生アイス ふるフル」が監修しています。
通常はジェラートマシンから出てきたものを一度凍らせるそうですが、「生アイス」は凍らせない。驚くほどなめらかで、軽い口当たりです。
あと素材の味が濃い! 濃厚感がありつつ、ベタベタした甘さはなく、さっぱりいただけます。
生クリームを一切使っていないそうで、そのせいもあるのかも。
ヘーゼルナッツで地域課題を解決
オーナーの藤森さんは諏訪市のご出身。ご両親は諏訪で農業を営まれていましたが、高齢のため今後農地をどうしたらよいかと悩んでいたそうです。
そこで出会ったのが、先にご紹介した「つくりたて生アイス ふるフル」を経営する岡田さん。
ヘーゼルナッツの長野県の新たな名産にしようと長野市内でヘーゼルナッツ畑を始め、アイスにして販売。行列のできる人気店になっています。
意外にもヘーゼルナッツは寒冷地でも丈夫に育ち、虫や鳥などの被害も少なく育てやすい植物とのこと。
以前は企業にお勤めだったそうですが、ヘーゼルナッツを植えることで諏訪の農地問題を解決できるかもしれない、と一念発起してHet’sを開業。
今はイタリア産のヘーゼルナッツを使っていますが、昨年ご実家の農地におよそ80本のヘーゼルナッツの若木を植え、育てているそうです。収穫できるようになれば、諏訪市産のヘーゼルナッツでアイスをつくるそうですよ!
諏訪市に新たな名産が生まれる予感……楽しみに待ちたいと思います◎
諏訪大社本宮にお参りの際にはぜひお立ち寄りください。
ライター:おいちゃん信州松本生まれ、10歳から東京渋谷育ち。カルチャーショックを受け、小学生にして将来は地方移住することを念頭に生きる。大学卒業とともに縁あって茅野市に移住。諏訪旅1人編集部の編集長。 |