諏訪大社上社本宮から車で8分ほどの場所にある「日本一ちっぽけなそば処 田毎庵」。だしソムリエの店主がつくるそばつゆが絶品なおそば屋さんです。
店主の田中さん自らかつお節の産地に赴き、厳選した枯れ節を仕入れ、自店で節を削って出汁をとっています。
そんな田毎庵店主の田中さんは、猫が大好き。猫好きが高じて、2021年店舗横に猫グッズ専門店をオープンしたとのことで、行ってきました!
多様な猫グッズが並ぶ「猫蔵館(ねこくらかん)」
田毎庵の店舗に併設する形でつくられた「猫蔵館(ねこくらかん)」。そば店とも廊下でつながっています。
中はこんな感じ。大小さまざまな猫グッズが並んでいます。
招き猫だけでこんなに……。
犬やふくろうなど、他の動物コーナーもありました。
一番人気はこちら! 店舗入り口にある「おまもり猫」のガチャガチャ。1回500円です。
猫蔵館の看板に座らせてみました。かわいい。
うーん、かわいい。全て作家さん手作りの一点もの。10個に1個くらいで、非売品のスペシャル猫が入っているそうです!
こちらは猫ポチ袋。
諏訪地域の風景が描かれている「すわぽち」は、諏訪6市町村のブランド「SUWAプレミアム」にも認定されています。9種類あり、かわいいパッケージに入った全種類セットもありますよ!
好きなものを愛情を持って売る。
こちらが田毎庵店主の田中さん、もとい、猫蔵館館長の田ニャかさん(笑)。
もともとは猫があまり好きではなかったそうですが、2018年に知人経由で猫の里親募集を知り、迷いつつも飼ってみることに。猫との生活がスタートするやいなや、猫の魅力にすっかりハマったそうです。
猫の何が魅力なのか伺うと「もう、とにかくかわいい。『猫の惑星』という歌があるのですが、まさにそんな気持ちです」とのこと。
※『猫の惑星』、想像以上に猫愛に満ちた歌でした……!! 気になる方は調べてみてください。
以前からそばつゆや和食器などの物販店を営んでいた田中さん。諏訪大社上社本宮前にお店を構えていましたが、新型コロナウイルスの影響で2020年12月に閉店。田毎庵の横に移転し「猫蔵館」をオープンさせました。
猫グッズを求めて、遠方からも猫好きの人々がやってくるそうです。「思っていたよりも猫好きの方が多いんだなとびっくりしました。愛情を持って集めたグッズを買っていただけるのはうれしい反面、離れるのが寂しくもあり……でも心から好きなことで商売できるのはしあわせなことですね」と話します。
カフェ営業・スペース貸しも予定
店内にはお庭に面したテラス席も。
今後猫蔵館でもカフェを営業し、ドリンクや食べ物など提供する予定とのこと。飲食店などの開業を目指す人に「1日オーナー」としてスペースを貸し出すことも考えているそう。
「諏訪地域で商売をしたい人を応援したいですね。このスペースが地域の人たちとのつながりを生む場所になれば」と展望を語ってくれました。
今後の動きにも注目の猫蔵館。ぜひ足を運んでみてください!
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ライター:おいちゃん信州松本生まれ、10歳から東京渋谷育ち。カルチャーショックを受け、小学生にして将来は地方移住することを念頭に生きる。大学卒業とともに縁あって茅野市に移住。諏訪旅1人編集部の編集長。 |