まだ学会では発表されてないようですが、油は22時を過ぎると旨くなります。これは真理です。
だってそうでしょう? 朝起きていきなり油の効いた中華料理を食べたくなることはあまりないですが、夜中になると? 急に? 油ものが食べたく?? なる!!! でしょう!!!
そんなわけで、冒頭から取り乱しましたが、諏訪旅スタッフのコバヤシです。22時過ぎの油に絶対的な信頼を置いており、突如として中華料理が食べたくなる経験が豊富です。
とはいえ、真夜中に急に中華が食べたくなっても開いているお店は少ないですし、なかなか油欲を満たせるものではないわけです。
24時間、真夜中でも急にテンホウのぎょうざを食べられる
ところが先日、諏訪地域の中華を支えるラーメンチェーンであるテンホウさんに画期的なものが登場しました。自動販売機です。
この自販機、テンホウの定番であり名物のぎょうざはもちろん、タンタンメンやバンバンチーメンといった人気の麺類が冷凍で販売されています。
テンホウの本社工場の駐車場に設置されているのですが、自動販売機ということで24時間稼働。つまり、夜中に急にテンホウのぎょうざを食べたくなったときも安心というわけです。嬉しい。
テンホウのぎょうざが20個入りで600円!
とはいえ、どんなものなんだろうということで、実際に買いにいってきました。
テンホウさんの本社工場は少し細い道を進んだところにあります。店舗と違って、ここに行くのは久しぶり。道もうろ覚えでしたが、Googleマップにもしっかり登録されているので助かります。
自販機は、到着するとすぐに目に飛び込んできました。
うかがった時点でのラインナップは「生ぎょうざ」「生野沢菜ぎょうざ」「生バンバンチーメン」「生タンタンメン」の4種類。店頭や通販でもおなじみの冷凍メニューで、自宅で調理して食べるタイプです。
「今回は定番のぎょうざを」と思い値段を見ると、安い! 冷凍生ぎょうざはたっぷり20個入りで600円。タンタンメンやバンバンチーメンも2人前入りで400円と、お財布に優しいお値段です。冷凍なのでストック用に多めに買っておいてもいいのでは、と思ってしまいます。
タッチパネル操作で購入。当たり前ですがものの数秒で買って帰れます。
“ぎょうざ下手”の人でも焼けるのか……?
さて、とはいえ「生ぎょうざ」なのでそのままは食べられません。自宅で焼かないといけない。
自慢ではないですがワタクシ、ぎょうざを焦がすことにかけては定評があります。カリッとした食感を出そうとして焦がし、しっかり蒸そうと思ってべちゃべちゃにして皮をやぶいてしまう。そんなぎょうざを次々と生み出す悲しいぎょうざモンスター、それが僕です。
なので、今回も正直自信がなかったんですが、いざ焼いてみるとこの通り。
この冷凍ぎょうざには焼き方の手順が入っているのですが、このとおりやってみただけで自分でもびっくりするほどちゃんと焼けました。
凍ったままフライパンに並べて最初に蒸すという手順がいいのか、そもそもの皮の厚さや具合が違うのか、いずれにせよぎょうざ下手の自分でも上手に焼けたのはなかなか感動でした。
いつでもぎょうざがあるという心強さ
僕の場合は「夜中に急にぎょうざが食べたくなったときにも嬉しい」という点がまず大きかったですが、お得なお値段や想像以上に調理しやすかったことなども魅力的なポイント。
個人的にはストックが残っている時期は「今夜の献立を何も思いつかなくてもぎょうざがある」という絶対的な安心感、心強さがありました。
テンホウの自動販売機、皆さんもぜひ活用してみてください!
ライター:小林諏訪出身・在住のライター。普段はマンガを読んで暮らしています。最近のオススメマンガは『メダリスト』(つるまいかだ)。 |