☑️諏訪で一番元気をもらえる居酒屋さん!
☑️安くて美味い信州の郷土料理も!
☑️諏訪の居酒屋ジビエはここから始まった!
諏訪エリアでグルメ雑誌をやっていた私は、「どの居酒屋さんがオススメか?」とよく聞かれます。お客さんのニーズに沿ってご紹介するのですが、「美味しくてコスパの良いお店」「諏訪を感じたい」というお客さんには『飲食処ばんや』をオススメしています。
なんと言っても働くスタッフが元気で気持ち良いんです!
それでは創業から29年、地元や出張客、観光客に愛される『飲食処ばんや』をご紹介します。
<誰もが元気になれる場所!>
お店に近づくにつれて、提灯の明かりと、店の中からにじみ出る賑わいが伝わってきます。
夕刻になると、お客さんが続々と吸い込まれていきます。
お店に入ると「いらっしゃいませー!」と大きな声が響き渡り、浴衣姿のスタッフが出迎え。
スタッフの笑顔につられて、こちらもついニヤケ顔に。
店内は広々としています。
「どこかのチェーン店かな?」と思うかもしれませんが、創業者もスタッフもみんな地元出身のローカル居酒屋です。
驚くことに、母子二世代で働いているスタッフも!
働いていたお母さんから「アルバイトをするならばんや!」と勧められて、働き出したそうです。それほど働きやすいステキなお店なんですね。
<絶対に頼みたいお諏訪料理&地酒>
「諏訪に来たからには、地元のものが食べたい、呑みたい!」
これは誰もが期待することだと思います。
安心してください!たくさん揃っています!
食いしん坊の私がオススメする料理と、それに合う地酒をご紹介します。
まずはこちら!
信州の食文化である馬肉と鹿肉がいっぺんに食べられる、その名も『馬・鹿(ばか)セット』
地元の猟師から仕入れた鹿肉を、鉄板で軽く「ジュッ」と焼きます。
焼きあがったら、まずはポン酢につけてお食べください。
そして私のお勧めの食べ方は、激レアで焼き、鹿はニンニク!馬は生姜!絶対に美味い!
馬肉は焼かずに生で食べるのも非常に美味しいです。
ジビエの概念が変わりますよ。
書いているだけでお腹が空いてきました(笑)
<旨い肉には、旨い地酒を!>
こんな旨い肉には、当然旨いお酒といきたいところ。
私が『馬・鹿セット』に合わせたい日本酒は、長野県の銘酒真澄の『うすにごり』。
味、酸味、コクのバランスが良く、まとまりがある落ち着いた純米吟醸酒です。
レアに焼いた馬肉や鹿肉は、この『うすにごり』によく合うこと!
「お肉と日本酒?」と思うかもしれませんが、互いの長所を引き立て合うとはまさにこのこと。お口の中でのマリアージュ。
『馬・鹿セット』に絶対に合わせて欲しい日本酒です。
今でこそ美味しいジビエを気軽に食べられるようになりましたが、最初は苦労されたそうです。そのお話は後ほど!
<やっぱり諏訪といえば味噌でしょ!>
続いてのオススメ料理はこちら!『信州ポーク味噌炙り焼き』です
ジューシーで柔らかい信州ポークを分厚くカットし、地元『丸高蔵』特製の信州味噌ダレに漬け込み、熟成させてから炙り焼きした一品。
テーブルに運ばれてきた瞬間から漂う香ばしい味噌と豚肉の香り。
匂いだけで、ご飯三杯はいけます(笑)
噛んだ瞬間、ジュワッと広がる脂と肉汁。
すかさずヤイヤイを流し込む。
ヤイヤイ?
炙り焼きと一緒に合わせて飲むお酒、私のオススメは地元のクラフトビール会社『エイトピークスブルーイング』の『ヤイヤイペールエール』
地元民はヤイヤイと呼んでいます。
『信州ポーク味噌炙り焼き』と合わせると…
柑橘のような爽やかな香りとポップの苦味が、味噌と豚の強い旨味と相まって至極のひととき。
このヤイヤイは、お肉料理や味噌料理など、諏訪地域の食文化に合うように醸造されているので、合わないわけがない。
追加調味料として辛めの味噌と甘めの味噌が添えてあるので、味に変化をつけながら楽しむのもまた良し。
<実は鮮魚がオススメなんです>
えーーー!海なし県の長野で「魚が美味しいの?」って思うじゃないですか!
すごく美味しいんです。
その理由は、専属の仲卸の達人が、その時期に一番美味しい魚を全国の漁港から仕入れてくるからなんです。
ばんやスタッフも、その日に何が届くか分からないそうです。
ある日、届いたのは…ジャーン!特大のサワラ!
別の日にはこちら!
さらには、『ハッカク』などの深海魚が入荷することも!
新鮮な魚は、美味しさを最大限に引き出す調理を心掛けているそうです。
魚好きな地元のお客さんも、通い続けるのが分かります。
日々、オススメは変わりますのでメニューをチェックしてくださいね。
<まだまだある魅力的な料理>
お酒も諏訪の地酒を含め幅広いメニューがあり、フードとの相性を探すのも楽しい瞬間です。
信州は馬文化です。馬すき焼きや馬レバー刺しなんかもオススメです!
春のおすすめメニューはこちらです。
<この人を助けたい!苦悩から始まった大人気ジビエメニューの歴史>
話はジビエに戻ります。
どうしてもお伝えしたいことがあります。
今では大人気となったジビエ鹿肉料理ですが、これが定番化するのには十数年の歳月がかかったそうです。
一体どんなストーリーがあったのでしょうか?
~~回想~~
十数年前のある日。
猟師の竹内さんが、ばんやを訪れる。
「私は鉄砲撃ちで、畑を荒らす鹿を駆除するのが仕事。しかし、命を無駄にすることはできない。鹿をそのまま捨ててしまうのはあまりにも無碍なので、どうにか美味しく食べてもらえないだろうか?」と。
「突然そんなことを言われても…」と社長と女将は戸惑う。
「一度食べてみてください。きちんと罠で仕掛けた鹿は旨いんです!」
出された鹿肉を食べてみると…
「これは美味しい。臭みが全くなく、うま味があり、みずみずしい。これはお客さんもきっと喜んでくれる!」そう確信。早速メニューに入れてみるが…
全く注文が入らなった。
それもそのはず。
まだ「ジビエ」という言葉が流行る前、高級フレンチで扱われることはあっても居酒屋で出している店は無く、鹿肉料理があまりにも認知されていなかったから。
注文が入らないが、仕入れる量は数十キロ。そうでないと猟師の生計が成り立たない。
コースメニューに加えてみたり、野菜炒めに入れてみたりしているうちに、少しずつお客様の反応が。
「これ美味しいね、何のお肉?」
「これは鹿肉でございます。」
「へー!鹿肉って美味しいんだね!」
このようなやり取りを何度もし、やっと定着していった。
ジビエの普及に一役買っているばんや。こんな試行錯誤があったんですね。
お陰で美味しいジビエが食べられて嬉しいです。
ばんやで食事をすると「諏訪に来たんだな」という実感が湧いてくる。
落ち込んでいる方は元気に、元気な人はもっと元気に。
そんな料理やお酒が待っています。
>諏訪まちごはんでは飲食処ばんやさんのテイクアウト情報をお届け!
ライター紹介 小口正史(小口くいしんぼう)下諏訪町生まれ。実家は諏訪大社の近くにある創業から250年の老舗旅館。 静岡、群馬、大阪を経てUターン後、現在は会社員として障害福祉サービス事業のコンサルティングを手掛けつつ、個人事業としてはグルメデザイナーと称し、バルイベントのグラフィックデザインや地酒MAPなど制作、ローカルお菓子の商品開発プロジェクトなどを進めている。 主体的に美味しくご飯を食べる行為を指す新しい動詞「美味しむ」の普及に励む(笑) |