2021年4月11日(日)〜7月5日(月)、茅野市美術館では第1期収蔵作品展「篠原昭登―八ヶ岳山麓に抱(いだ)かれて」を開催しています。
茅野市美術館収蔵作品のなかから、茅野市出身の洋画家・篠原昭登を特集しています。
篠原さんは人の暮らしとある自然を一貫して描き、一水会や日展を中心に発表を続け、昨年2020年6月に逝去されました。
萱ぶき屋根の山村、曲がりくねった棚田など失われつつある地域の風景や、里山、高原の情景など、作品の多くは生まれ育った八ヶ岳山麓の取材を通して描かれています。
茅野市美術館では、2015年にも篠原昭登さんの展覧会を開催。開展式では「生まれ育った山野を歩くこと、巡ることのなかで風景の道に入っていった」とお話しされています。
八ヶ岳山麓の風土の変遷と美をみつめ続けた篠原さんの作品群。観覧無料です。どうぞこの機会にご鑑賞ください。
【第1期収蔵作品展 篠原昭登―八ヶ岳山麓に抱(いだ)かれて】
- 開催日
- 2021年4月11日(日)~7月5日(月)
- 開館時間
- 10:00~18:00
- 会場
- 茅野市美術館 常設展示室(長野県茅野市塚原1丁目1-1)
- 観覧料
- 無料
- 休館日
- 毎週火曜日(ただし火曜日が祝日の場合は、その直後の休みでない日)
- [関連イベント]
- 学芸員による作品解説会
日時:6月12日(土)11:00~
会場:茅野市民館 ロビー 参加無料(事前申込不要) - 詳細ページ
- http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2021/0411.html