☑️ 古民家の持つ風格や美しさを残しつつ、現代の生活様式に合う快適な空間。
☑️ 朝食は、身体に優しい発酵食で元気に!
☑️ 農村暮らしを知って、改めて“日本”を好きになる旅です♪
こんにちは! 諏訪旅ライターの「のだオバさん」です。長野県茅野市に、農村の古民家に宿泊する『ヤマウラステイ』が誕生しました!
地域の空き家問題の解決と、インバウンドなどの新しい客層を呼び込むため、古民家再生のプロであるアレックス・カーさん指導のもと造られました。
ヤマウラステイを企画・運営する『ちの観光まちづくり推進機構』は僕の古巣です。果たして、どんな古民家になったのでしょうか!? ワクワクです♪
昔ながらの農村風景に心が癒される
ヤマウラステイでは、個性ある4棟の古民家に宿泊できます。
今回宿泊するのは『花兎HANATO』。僕が茅野市で一番好きな笹原地区にあります。
昔ながらの農村風景を見ると心が和みます♪
笹原地区は、蔵に飾られた『鏝絵(こてえ)』が数多く残る全国でも珍しい地域です。
地区の方々には、干瓢作り、甘酒造り、エゴマの収穫などたくさんの体験をさせていただきました。自然を活かした先人の知恵に触れる度に、「日本人に生まれて良かったなぁ〜」と心から思いました。
僕はそんな大好きな笹原地区に泊まってみたかったのです。
※干瓢作りの記事はこちら。
『ユウガオを剥いて干瓢(かんぴょう)を作ってみた!』
いざ一棟貸し古民家『花兎HANATO』へ
【チェックイン】
宿泊施設にはスタッフは常駐していませんので、JR茅野駅に直結する『ちの旅案内所』で行います。
改札口を出て右側に行くと30秒ほどで観光案内所に。その奥に『ちの旅案内所』はあります。
※チェックイン時間は14時〜17時です。
【古民家へ移動】
電車でお越しの方は、ちの旅案内人が送迎してくれます。車の方は、案内人が先導する車について行きます。
茅野駅から車で約25分。古民家『花兎HANATO』に到着です!
おー雰囲気があって良いじゃないですか♪ 開村に関わった一族の離れだったそうです。
鍵は玄関のセキュリティーコードで開閉します。
チェックアウト時に、鍵を返却しなくて済むようになっているんですね。これは便利!
古民家の雰囲気を残しながらも、キレイで居心地の良い空間♪
気になるのは、お部屋ですね〜。どんな感じなのでしょうか? 入ってみると…
うわ〜ステキ✨
外観からは想像もつかないほどのキレイさです。落ち着いた大人の雰囲気って感じ♪
ヤマウラステイのコンセプトは、『古民家の持つ風格や美しさを可能な限り残しつつ、現代の生活様式に合う空間に作り変える』だそうです。
だからこんなにキレイなんですね。
「古い部屋はイヤ!」とか、「隙間風とか虫はイヤ!」なんて方には良いかもしれませんね!(窓を開ければ虫は入ってくるかもしれませんが……)
間取りはこんな感じです。
ダイニングには、ペレットストーブや冷蔵庫、金庫などがあります。
ペレットストーブ。茅野の冬は寒いですから大事。床暖房もあります。
センスが良い家具。
居間の横には洗濯機も。
ちなみに家族や仲間との時間を大切にして頂きたいと言うことで、テレビはありません。(Wi-Fi完備)
※最近、最新のプロジェクターとスクリーンを設置したそうです。
キッチンには自炊ができるように、皿・鍋・グラスなど一式揃っていました。
これだけあれば、のんびりと古民家で過ごせそうです。
妻が気に入ったのはコーヒーミル。
楽しそうにグルグル回して、何回もコーヒーを飲んでいました(笑)
ヤマウラステイは家具だけでなく、ちょっとした飲み物までこだわっているのが良いですね〜。
【寝室】
ダイニングの横にある寝室はこんな感じです。
おー! 良い雰囲気♪
窓が大きくて開放感もあります。
寝っ転がってみると、すごく良い感じです。腰痛持ちの僕でもぐっすり眠れそう!
それに、いつも妻と子どもにベッドを占領され端っこで寝ているのですが……この広さがあれば大の字で寝られそうです(笑)
寝室の奥には、洗面所・トイレ・浴室があります。
いちいちオシャレなんだよなぁ〜♪
浴室に入ってみると……
ヒノキのいい香りです〜✨
温泉ではありませんが……ヒノキの香りに囲まれながら、茅野市の良い水のお風呂に浸かる。最高です♨️
温泉に入りたい方は、車で10分ほど走れば奥蓼科温泉郷があります。
『八ヶ岳に訪れたら絶対に入浴したい!日帰り温泉ベスト3♨︎in長野県茅野市』
僕が気に入ったのは、カモミールを使った『華密恋KAMITSUREN』(カミツレ研究所)のシャンプーやボディーソープ。
このメーカーが好きすぎて、カミツレ研究所が経営する『八寿恵荘YASUESOU』に、泊まりに行ったこともあります。
※僕のFacebookより
センス良いじゃない〜ヤマウラステイ!
ちなみにヤマウラステイでは、環境に配慮し、使い捨て歯ブラシなど設置していないものもあります。必要な方は「有料アメニティ注文書」のQRコードから購入することができます。
えっ!? 竹歯ブラシと歯ブラシケースだと!?
こ、こだわりすぎだろ……。
朝食は身体に優しい発酵食で元気に♪
古民家の雰囲気は分かりましたが、気になるのは“食事”です。
ヤマウラステイでは、思い思いの時間を過ごせるようにと、「自炊」「地元の名店での食事」「ケータリング」の選択ができるようになっています。
【自炊】
僕は旅行で自炊することはありませんが、この空間と備品があるなら自炊もありかなと思っています。
地元の食材をふんだんに使った『寄せ鍋セット』(12〜4月)。小(1〜3名)なら4,070円(税込)です。
[地元産のお米3合、地元産の味噌、野菜やきのこ、鶏モモ肉、鍋の出汁]
こちらの『高島藩献上米』は、かなり美味しいです。うちでもよく購入して食べています。
※写真はイメージです。季節によって食材は変わります。詳細はPDFをご覧ください。https://yamaurastay.jp/assets/uploads/2020/11/Jisui.pdf
【ケータリング】
僕たちの朝食はケータリングにしました。
朝8時に届いたのはこちらです。ジャーン!
すごいでしょ〜!
あっ……1人分じゃないですよ! 2人分です。
身体に優しい発酵食が盛り沢山! 茅野市内の発酵食レストラン『かもすや』の朝食です♪
僕が頼んだのは『和朝食 竹籠弁当』3,850円(税込)。
発酵食品のオンパレードです。どれも美味しかったですが、特に蕎麦の実雑炊と梅干しが美味しかったなぁ〜。栄養が身体に染み渡り元気になります。
朝から沢山のフルーツが食べられるのも良いですね!
妻は『洋朝食 竹籠弁当』3,850円(税込)。
えごまマフィンと豆乳スープを「美味しい美味しい〜♪」って言って食べていました。こんな身体に良い朝食を毎日食べたいですね〜! 身も心も癒されました!
※季節によって食材は変わります。詳細はPDFをご覧ください。https://yamaurastay.jp/assets/uploads/2020/11/Delivery-Catering.pdf
食事が終わった食器は、籠に入れて玄関先に置いておきます。人とあまり触れ合わない仕組みは良いですね。
【地元の名店での食事】
【地元の名店での食事】というプランもあります。茅野市には美味しいお店が多いので、外食するのも楽しいと思います。
※詳細はPDFをご覧ください。https://yamaurastay.jp/assets/uploads/2020/11/eatout.pdf
ヤマウラステイの料金は?
実際に泊まって感じたのは、居心地の良さでした。
僕の場合、ホテルに泊まると「早く夕食に行く準備しないと」とか「温泉は2回入らないともったいない」とか、常に雑念が湧いてゆっくりできません。
居心地の良い空間で、時間に縛られず家族とゆっくりする。
「何もしない」という幸せもあるんだなぁ〜と感じました。
妻も家族の時間を持てて喜んでいました。また泊まりたいそうです。
気になるお値段は以下の通り。
『花兎HANATO』(1名あたりの素泊まり料金)
★ノーマルシーズン 23,100円(税込)
★ハイシーズン 26,400円(税込)
※4棟の古民家で値段が異なります。詳細はこちらをご覧ください。
https://yamaurastay.jp/useful-information/
ヤマウラステイは、ご家族で田舎を感じてみたい方や、日本の農村暮らしが知りたい方に良いと思います。
ヤマウラステイを運営する『ちの旅』では、自然や田舎を感じられるアクティビティがありますので、組み合わせてみるのも楽しいと思いますよ〜♪
『ちの旅』公式サイト https://chinotabi.jp/
のだオバさん。放送作家。夢で「諏訪大社に行け!」と言われたのを真に受け、長野県茅野市に移住^_^ 余所者の目線を通して、諏訪・八ヶ岳エリアの魅力を発信中!花好きから「あいつオジさんのくせに、オバさんっぽいな」と言われ、あだ名が『のだオバさん』に。妻は、天国の動物と話すフリーアナウンサー谷岡恵里子。 |