諏訪湖の緑に囲まれたハーモ美術館。約400点の所蔵作品があり、世界的にも貴重で個性に富んだ特徴ある名画を鑑賞することができます。
建物からは富士山を眺めることができて、長野県のサンセットポイントにも選ばれるほどのロケーションも持っている美術館です。
そんなハーモ美術館にて、7月15日から9月24日まで企画展「『音楽でつむぐ物語』―ルソー、シャガール、マティスと音の世界―」が開催されます。
画家でありながら「音楽」との共通点も
画家でありながら「音楽」という共通点を持つルソー、シャガール、マティス。今回の企画展はこの3人に焦点を当てて行われます。
バイオリンを演奏するほか、音楽教室を開いて自身で作曲するほど音楽との関わりがあったアンリ・ルソー。パリ・オペラ座からの天井画制作の依頼を受けて約240平方メートルという大きさの壮大な作品を作り出し、現在もオペラ座に訪れる人々を魅了し続けているマルク・シャガール。アンリ・マティスは、単純な色彩、限界まで単純化された形、リズミカルな模様を追求し、その集大成ともいえる切り絵を原画とする版画集『ジャズ』を生み出しました。
企画展中は、アンリ・ルソーの油彩画6点、マルク・シャガールの詩画集『ポエム』より11点、 アンリ・マティスの『ジャズ』より18点が一堂に展示され、音楽と展示作品に関する関連イベントも行われますよ。
音楽と展示作品にまつわる、講演会や朗読、コンサートなどの関連イベントも充実
また会期中は関連イベントとして、3つの企画が行われる予定です。
7月は「アンリ・ルソーと音楽」をテーマに、ハーモ美術館館長による作品解説やルソーと関わりの深い音楽に関する講演会。
8月は「朗読と音楽でつむぐ、シャガール『ポエム』の時代」。サックスとギターのDUO「musubi(結)」が 演奏する1900年代前半のクラシックやシャンソンなどフランス音楽をバックに、フリーアナウンサーの小林節子さんがシャガールの『ポエム』から詩を朗読します。
9月は「ジャズライブで感じるマティス『ジャズ』の時代」。マティスが版画集『ジャズ』を発刊した1940年代はモダン・ジャズの起源といわれるビバップが成立した時代です。この時代に活躍したチャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー セローアス・モンクなど名フレーヤーが活躍した時代のジャズを楽しむライブが行われます。
どれも予約制となっており、定員がありますのでお早めにお申し込みください。
ティーセントホールでのコラボ企画コンサートも
さらに、9月3日にはハーモ美術館館内にあるティーセントホールにて「Kunstwerker Trio(クンストヴェルカートリオ)Concert」も開催されます。
ハーモ美術館のティーセントホールは音楽会なども開かれる文化芸術の発信の場所であり、ベーゼンドルファーのピアノが設置されているホールでもあります。
ピアニスト・三亀聡子さんがサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーでもあるヴァイオリン・三上亮さん、チェロ・髙木慶太さんと結成した「Kunstwerker Trio」は「芸術作品を生み出す人たち」という意味を持っており、そんな3人によって演奏されるコンサートです。
絵画に囲まれた会場で、ベーゼンドルファーの音色と弦楽器が織りなすハーモニーを楽しめるプログラムとなっていますよ。
この夏はぜひ、ルソー、シャガール、マティスによってつむがれる、「絵画」と「音楽」が織りなす芸術の世界に足を運んでみてくださいね。
[『「音楽でつむぐ物語」―ルソー、シャガール、マティスと音の世界―』]
- 開催日
- 2023年7月15日(土)~ 9月24日(日)
- ※7月15日(土)関連イベント開催時間内、7月30日(日)終日、8月8日(火)終日、8月11日(金・祝日)終日、9月3日(日)終日、9月10日(日)午後、9月16日(土)終日、9月17日(日)午後は本展の観覧ができません
- 場所
- ハーモ美術館(長野県諏訪郡下諏訪町10616-540)
- 料金
- 一般・大学生=1,200円、小・中・高校生=600円、未就学児無料
- 詳細ページ
- http://www.harmo-museum.jp/
- 問い合わせ/申し込み
- ハーモ美術館(TEL=0266-28-3636)