“自然の中で生きる”力を身につける「防災サバイバルキャンプ」体験会、八ヶ岳の雄大なフィールドで実践的なプログラムを

みなさんは「防災サバイバルキャンプ」をご存知ですか? キャンプといえば、お気に入りのギアを車に乗せて自然に囲まれたキャンプ場で、テントを張って食事をして楽しむことをイメージするかもしれません。 近年はキャンプブームにより多くの人がアウトドアを楽しむようになりましたが、それと同時にキャンプアイテムを災害時の避難生活に使用するというニーズも年々増加。防災グッズとしてのキャンプアイテムにも注目が集まっています。

「防災サバイバルキャンプ」は、そんな防災の観点からとらえたキャンプ。最小限の道具でどこでも野営やキャンプを楽しめたり、いつ来るか分からない災害に対して備えることができたり、“自然の中で生きる”力を身につけ、キャンプのスキルだけでなく万が一に備えた“サバイバル力”を育むことができます。

八ヶ岳の雄大な自然をフィールドにしたキャンプスクール

そんな「防災サバイバルキャンプ」を学ぶことができるスクールが長野県富士見町にもあるんです。八ヶ岳の雄大な自然をフィールドに、自分の頭と身体を使って、あらゆる環境で生活できる“生きる力”を身に付けるためのキャンプスクール「週末冒険会」です。

過去開催の様子

自分で火を起こしたり、ナイフでモノをつくったりといったことは、今の日常ではなかなかやることがなく、どうすればできるのか知らない人も多いでしょう。「週末冒険会」は、生活のほとんどを道具に依存している日常を離れ、本来持っている自分の力でできることを増やすことで、どんな状況下でも対応できる“生きる力”すなわち“サバイバル力”を身につけることを目的として活動しています。ちなみに2021年には「週末冒険会」の活動が、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」でも特集されたんですよ。

「防災サバイバルキャンプ」体験会の開催が決定

「防災サバイバルキャンプ」は、そんな「週末冒険会」が開催している防災プログラム。このプログラム自体は毎年5月の週末から4回に分けて行われているのですが、今回はその本番がはじまる前に、本番で学ぶ内容をぎゅっと凝縮した体験会が開催されることになりました。

体験会の主なテーマは基本理論の学習と実践。キャンプフィールドにて1泊2日の体感プログラムを通して、本やインターネットでは学ぶことのできない具体的なノウハウを学べる2日間です。サバイバルの基礎となる考え方や作法、野外での“衣・食・住”の基礎体験、ロープワークや焚き火技術などさまざまなプログラムを通して、基礎的なテクニックやサバイバル時でも冷静に対応できる思考力も身につきます。

過去開催の様子

災害時に役立つ“道具”の応用・兼用・創造、フィールドでの体験を通じて実践的な経験とスキルを学べる「防災サバイバルキャンプ」。いざというときに自分や家族や大切な人を守ることができるよう、今から少しずつ備えておくことがいつか役に立つかもしれません。

サバイバルと聞くと少し不安もあると思いますが、座学からはじまり、基礎から丁寧に学んでいくためキャンプ初心者の方でも安心して参加することができます。体験に必要な基本装備は全て無料でレンタルできて、駅やバス停から会場までの無料送迎も行っているので、初めての人や遠方の人も気軽に参加できますよ。

[防災サバイバルキャンプ]

開催日
2023年10月14日(土)〜10月15日(日)
時間
集合=11:00(富士見駅)
場所
週末冒険会八ヶ岳BASE(長野県諏訪郡富士見町境)
料金
14,800円
持ち物
必須=汚れてもよい動きやすい服装(長袖、長ズボン)、帽子、防寒着(ウインドブレーカー、ダウンジャケット、フリースなど)、筆記用具、懐中電灯、タオル、軍手、マッチ、初日の昼食、洗面用具など
持参頂くと便利なもの(既にお持ちの方)=テント、寝袋、マットなど、キャンプ道具各種
※上記は無料にてレンタル可能
※詳しい持ち物については、参加申し込み後に案内あり
お申し込み
https://backcountry-boys.net/application/
詳細ページ
https://backcountry-boys.net/dscamp2023-7324.html
公式HP
https://disaster-survivalcamp.com/
               

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