\そば畑サポーターとして、茅野の景観を守りながら一緒に楽しみませんか?/

初めまして。地元の魅力発信型旅行会社“ちの旅”、そば担当の田子でございます。
今回は私が担当している『そば畑サポーター』についてご紹介いたします。

長野県茅野市内のそば畑。このきれいな景観を次世代に残したい

可憐なそばの花(8月中旬〜9月中旬頃)

この度のコロナ禍で、人間らしい暮らしって大事だなと思ったり、人との繋がりや温かさが恋しいなと思ったり、一方で物理的な人との距離はある程度あいていたほうがいいなと思った方も多いでしょう。
そんな方々の何かきっかけになればと思っております。

<100年後も美しい景観をつくる>

『そば畑サポーター制度』の目的は、遊休地を増やさない、そして減らしていくことで、100年後も美しい茅野市を守っていくことです。ご存知かもしれませんが、遊休地とは1年以上耕作をしていない土地のことです。農家さんの高齢化で、そのような土地は全国的に増えています。そういう土地が増えると雑草の種が飛んでまわりの畑に迷惑をかけたり、動物が山から下りてきたり、ごみが捨てられたりして荒れてしまいます。また最近では、ソーラーパネルになって、観光地である茅野市としては景観が損なわれるという問題が起こっています。

そこで、1口1万円で、農家さんを応援しながら茅野の景観を守る仕組みとして、4年前に始まったのが、そば畑サポーター制度です。

<1口1万円でできること!>

100㎡の農地(前年までは作物をつくっていたけど、高齢でできなくなったところ)、もしくは、50㎡の遊休地をそば畑にすることができます。ちなみに、100㎡の土地からは約4kgのそば粉がとれて、かけそば26人分くらいになります。

<特典!>

その1:茅野市内のサポーター制度協力店であるおそば屋さんで食事をするとプチサービスを受けられます。内容はお店によってまちまちですが、どこもお店ならではのとっておきのサービスを用意してくださっています。店主の方とのコミュニケーションも楽しんでいただきたいです。
※協力店は、八ヶ岳西麓産のそば粉を使っているお店です。
傍/katawara、呉竹房、白樺湖の小さなお宿と手打ちそば処 朝日ヶ丘、信濃路遊膳 そばのさと、そばきり きっせい、そばきり 道玄、そば処 やまなみ、長寿更科、手打ちそば12ケ月、みつ蔵、蓼山亭(6/1現在・これからも増えていく予定です)

その2:年末にそば粉1キロプレゼントします。加工料をいただいて年末に年越しそばとしてお届けすることもできます。昨年は、このスペシャルな年越しそばが大人気で、今年は追加で購入したいというお話を頂いているほどです。

そば農家さんの両角健身さん(右)と両角芳隆さん。芳隆さんはおそば屋さんでもあります。

その3:サポーター限定交流会に参加いただけます。農家さんはじめ、おそば屋さん、製粉会社さん、地域の方、そして、サポーターの方々と、学び、体験、食事などなど年に4回の交流会を用意しています。

新そば試食会の様子。大いに盛り上がりました。(2019年11月)

そば打ち体験(2019年6月)

そばの花や実が好きな鹿を避けるために鹿柵ネット張り。休憩中です。

*詳しい内容とお申込はこちらからお願いします*
https://chinotabi.jp/news/1862/

*活動状況はコチラ*
https://bit.ly/2TSlamx

(2020.6)

ライター紹介:田子

以前、都内のブライダル会社に勤務している中で、ふと 身の回りを整えて自分を大切にする暮らしの重要性を実感するようになりました。 また、山に魅了され、休みのたびに長野県の山々も含め、登山を楽しむように。そのうち、山の中での暮らしを考え「長野県に住みたい」と思うようになりました。
そこで4年前に、「晴天率が高く青空が美しい」茅野に移住。地域の“師匠”の手ほどきで野菜を育てたり、蜂を育ててハチミツをとったり。この地域の人はもちろん、山や、水、空気を存分に満喫しながら生活し、仕事では観光以上、移住未満の人をつなぐ、地域づくりの活動に奮闘しています。
https://chinotabi.jp/

               

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