真冬の蓼科高原で色とりどりのランが楽しめる! 蓼科バラクラで「ケイ山田のらん展 ~BARAKURA orchid Festival 2024~」甘い香りが漂うコンサバトリーにて開催中

新しい年に入ってから標高の高いエリアでは雪も降り、見える山々が白色の帽子を被ったような冬らしい景色になってきました。

そんななか、蓼科にある蓼科高原 バラクライングリッシュガーデンでは「ケイ山田のらん展 ~BARAKURA orchid Festival 2024~」が行われています。

バラクラは1990年に英国園芸研究科・ケイ山田によって創園された日本初の本格的英国式庭園。1年を通して5,000種類を超える草花が週ごとに表情を変えて花を咲かせます。真冬のこの時期もお花を見ることができる貴重なスポットです。

ランの芳香な香りが漂う鮮やかなインドアガーデン

「ケイ山田のらん展」では、可愛らしい黄色のオンシジュウム、ファレノプシス、パフィオ、デンドロビューム、バンダなどの多種多様なランをベースに、ガジュマルやウンベラータ、ホヤなどの植物を組み合わせ、温かい室内で楽しむ優雅な空間が創り出されています。会場に入ると、色とりどりのランと美しい葉が出迎えてくれて、ジゴベタラムという珍しい品種のランが芳香な香りを漂わせていますよ。

ジゴベタラム。

会場は、19 世紀に英国で流行した建築物・コンサバトリー。英国の伝統あるサンルームのことで、寒い気候から植物や果物を守るためにつくられたのがはじまりと言われています。また、コルクを使った樹皮を使用し、ランが自生するジャングルを想起させるデザインは“インドアガーデン” というケイ山田さんの新たな世界観です。

ランと観葉植物を組み合わせた室内で楽しめるインドアガーデン。

ランが咲き誇るコンサバトリーでアフタヌーンティー

会場であるコンサバトリーは現在カフェレストランとして使用している場所でもあるため、ランを眺めながらカフェタイムも楽しめます。1月のアフタヌーンティーのテーマはストロベリー。暖かい室内で、咲き誇るランに囲まれながらティータイムを過ごせる贅沢なひとときです。

世界遺産・キューガーデンの特別セミナーも!

さらに、王国ロンドン・キューにある世界でもっとも有名な植物園・キューガーデンとバラクラが連携し、ランをテーマにしたオンラインレクチャーも開催! 世界の4つの気候帯に生息している10,000種ものランを管理し、ランの祭典「Orchid Festival」も開催しているキューガーデンの貴重なセミナーです。

1月の回は終わってしまいましたが、2月9日、10日にはキューガーデンのラン展の実況があります。プリンセスオブウェールズコンサバトリーで開催される世界でも有数のランの祭典「オーキッドフェスティバル」の紹介や、家庭で楽しむランのデザインについてなどのお話を聞くことができますよ。

冬でもお花が楽しめる蓼科バラクライングリッシュガーデン。1月、2月には庭園にスノードロップも開花予定です。ぜひ遊びに行ってみてください。

[ケイ山田のらん展 ~BARAKURA orchid Festival 2024~]

開催期間
2024年1月1日(月)〜2月29日(木)
時間
9:30〜17:00
場所
蓼科バラクライングリッシュガーデン(長野県茅野市北山栗平5047)
入園料
400円
※カフェご利用の方は不要
詳細ページ
https://barakura.co.jp/event/2023/12/post-70746.html

SPOT INFORMATION

蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデン

               

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