山のいぶき、おいしい時間

八ヶ岳の麓、林のなかに佇むサンロクカフェ。

店内はあたたかい雰囲気を感じられる木づくりの空間で、ゆったりと“おいしい時間”を過ごすことができる人気のカフェです。こだわりのアラカルトやパスタ、本格的な石窯で焼き上げるピザ、田舎風の手づくりスイーツなど、豊富なメニューを楽しめますよ。

そんなサンロクカフェさんにて、新たな試みがはじまります。3月後半からスタートする、書籍の販売です！

人と本が出会う場所を

近年は本離れや電子書籍の台頭もあり、書店が少なくなっていて、このエリアにも数えられるくらいしかないのが現状。それによって、本を手に取って購入するという機会が減ってきています。

そこで、少しでも「書店文化」の再興に力添えをしたいという思いでスタートしたのがこの試み。販売では新刊書と古書をどちらも取り扱い、セレクトはオーナーさんが行います。普通の書店であまり見ないような少し珍しいものを中心に考えているそうですのでお楽しみに！

自分のセレクト本で「棚づくり」をしてみませんか？

また、書籍の販売にあたって、本棚のオーナー募集も行うとのこと。

店内のいろんな場所に設置予定だという、縦横・約40cm、奥行き約20cmのお手製の木箱。そこに、書籍や雑誌類といった自分の持っている古本などを持ち寄って「棚づくり」をし、販売することができるんです。

本棚には、「箱の主（ぬし）」のプロフィールと「箱の主旨」をカードに書いて箱といっしょに掲示をします。趣味や価値観で繋がったり、好きな本で繋がったり、誰かのセレクトが楽しみになったり……本をきっかけにした交流も生まれるかもしれません。

将来はこのような小さな書店がいくつも町に連なるブック・ストリート的なものにも憧れがあるというオーナーさん。飲食店や小売業のお店などで小さな書店が増えたら、マップなどもつくれるかも。

サンロクカフェで本棚づくりをしてみたいという方、小さな書店づくりにも興味があるという方、お店で食事と読書を楽しみたいという方も、ぜひチェックしてみてください。

[サンロクカフェ 書籍の販売]

[サンロクカフェ]