冬の散策におすすめ! 120以上の野鳥が観測される「塩嶺小鳥の森」に訪れる冬鳥の特徴って?

八ヶ岳中信高原国定公園の一角に「小鳥の森」と言われる場所があります。岡谷市にある塩嶺御野立公園です。この一帯では120種類以上もの野鳥が観測されており、日本の音風景百選にも選定されています。毎年5、6月には、ガイドの先生とバードウオッチングをしながら散策をする小鳥バスが運行したりと、全国各地から愛鳥家が集まっている場所なんです。

そんな塩嶺小鳥の森の大きな魅力は、シーズンだけでなく1年を通して野鳥を観察できること。岡谷市の観光情報サイト「旅たびおかや」では、例年この時期に見られる冬鳥や留鳥が紹介されていますよ。

よく見られるのは、園内の塩嶺閣周辺にあるヤシャブシの木に飛来するマヒワ、数羽から数十羽の群れで行動しているアトリなど。少し希少な鳥では、ツグミのような見た目と白っぽいお腹が特徴のシロハラ、「ピッホー」という柔らかい鳴き声とかわいらしい赤色の体が特徴のベニマシコやオオマシコ、スズメよりひと回り大きく桜の木に群れで現れるウソなど、さまざまな鳥が観測できるそう。

他の季節に出会える、森の常連の小鳥たちもいます。(引用:旅たびおかや)

留鳥やその他の鳥たちもこの森に訪れます。(引用:旅たびおかや)

鳥のさえずりを聴きながら散策をしたり、ベンチに少し腰掛けて木々を眺めてみると、冬の公園に潜む鳥たちを見つけることができるかもしれません。園内の展望台からは、諏訪湖、八ヶ岳、富士山、北アルプスなどの絶景も楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。

塩嶺御野立公園

場所
長野県岡谷市西山1723-79
               

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