八ヶ岳の麓、長野県茅野市を中心に、茅野の自然や文化、そこに暮らす人々の知恵や地域の豊かさと出会える旅を提供している「ちの旅」。
そんな「ちの旅」が運営するプログラムが開催されます。国宝級の縄文遺跡が眠る茅野市で、縄文人の暮らしにヒントを得て、自然とともに暮らす力を一年かけて “じっくり取り戻す”旅を体験する「NO JOMON,NO LIFE」です。
縄文を、暮らしのなかに
会場となるのは、実際に縄文時代の集落があった遺跡の隣接地に建つ竪穴住居「古過庵」。およそ2か月に1度、6時間かけてじっくりと体験することで、日々の暮らしのなかにも縄文の感覚が浸透していくことを目指して行われるプログラムです。
そしてこのプログラムをガイドするのは、縄文時代の発掘を自ら手掛けた考古学者・小薬一夫さんをはじめ、尖石縄文考古館の学芸員の方達。発掘された本物の黒曜石や土器を前に、縄文人の暮らしをリアルに伝え、衣食住とそれに結び付く技術や工芸をひとつひとつ実践していきます。
7月の回は「黒曜石で石器づくり」、9月の回は1泊2日の土器焼き体験、11月は「マイ土器調理・皮なめし」など、普段は体験できないようなさまざまな企画が。縄文に生きた人たちが自然とどう向き合い、工夫して生きていたかを、自らの暮らしに引き寄せて感じ取るために、可能な限り“本物”で体験できるというのが、この企画の大きな魅力です。
土地そのものが語りかけてくるような場所で、自分の感性を研ぎ澄ませながら、縄文を “生きる”1年間を過ごしてみませんか?
[NO JOMON,NO LIFE]
- 開催日
- 2025年7月26日(土)、9月13日(土)、9月14日(日)、11月8日(土)、1月17日(土)
- 時間
- 10:00〜16:00
- 場所
- 茅野市尖石縄文考古館(長野県茅野市豊平4734-132)
- 料金
- 7,000円〜
- 定員
- 20名
- 詳細ページ
- https://chinotabi.jp/tour/5029/