諏訪大社の神器『薙鎌』を造るノコギリ職人

信州ノコギリ(茅野市)は、諏訪大社の神事と大きな関わりがあります!

ひとつは御柱になる『ご神木』を切るノコギリとして。
※前回の記事はコチラです!

 

実はそれだけではありません!

信州ノコギリ職人・両角金福(かねひろ)さんは…

薙鎌(なぎかま)』という、鶏のトサカのような形をした、諏訪明神のご神器もつくっています^ ^

7年に一度の御柱祭。

その前年に、諏訪大社上社の宮司さんが長野県小谷村(おたり)を訪れ、

薙鎌を木に打ちつけるという『薙鎌打ち神事』が行われます。

これは諏訪明神の神威が、直接およぶ範囲を示しています。

また、御柱祭で使う木を見立て、

薙鎌を打つと諏訪明神が宿り、ご神木になるそうです✨

薙鎌の意味は?

「なぎ」が「凪ぐ」に通じることから風雨鎮護、諸難を薙ぎ祓うの意味とも言われています。

すごいなぁ〜〜^_^
そんな重要なご神器を、茅野の職人さんたちがつくっていたなんて!!!

この文化が廃れては困る( ; ; )

現在、ノコギリ職人さんはお二人になってしまいましたが…

薙鎌のご神事が途切れないよう、山田地区の30代〜50代の人たちが立ち上がり薙鎌づくり始めました✨

しかし、ノコギリ職人だけでは食べられないため、皆さん別の仕事を持っているそうです。
継続のためには、お金の循環がどうしても必要ですね!

日本全国、同じ様なことが起きているのではないかと思います。
古来より続く、日本の精神性・文化をどうにかして残していきたいものです!

『どうしてもホンモノを残したい!!!』

そんな想いで動き出したのは、茅野市の観光まちづくり。

観光という手段を使って、地域の文化を残す試みを行っています。

観光客が訪れることで、ノコギリ職人さんにもお金がおち、文化が継続する…そんな理想を描いています✨(僕の古巣です)

応援よろしくお願い致しますm(_ _)m

『ちの旅』 https://chinotabi.jp/activity/20/

のだオバさん。

放送作家。夢で「諏訪大社に行け!」と言われたのを真に受け、長野県茅野市に移住^_^余所者の目線を通して、諏訪・八ヶ岳エリアの魅力を発信!花好きから「あいつオジさんのくせに、オバさんっぽいな」と言われ『のだオバさん』に…。天然の妻・フリーアナウンサー谷岡恵里子は相当ヤバい(笑)