☑️諏訪圏一の進学校
☑️コロナ禍でも楽しむ文化祭
☑️1000個のバルーンリリースを手伝ってみたら感動
諏訪には長野県公立学校では数少ない中高一貫の学校があります。
諏訪圏域では一番の進学校であり、僕も中学校の頃は、この学校を目標に日々勉強に明け暮れておりました。
2:3:5で勉強:部活:その他 という中学校生活だったと記憶しております・・・
は、さておき、その学校がこちらの「諏訪清陵高校」です。
校歌が日本一長いという事でも有名で、何回かメディアでも取り上げられています。
ちなみに、私の母校ではありません・・・
少し小高い土地に学校がある為、町を見下ろす感じに校舎が建っております。
平成26年に付属中学校が設立され、今では中学受験でも人気のある学校となっています。
卒業生の中には、建築家の藤森照信氏や小説家の新田次郎氏がいます。
今年は、コロナ禍での学校生活となってしまい、清陵高校の文化祭も一般公開はせずに、在校生のみで1日だけの開催という事になりました。
当初は開催も危ぶまれたとの事ですが、何とか一日だけでも開催できれば・・・
という事で、今回の形となったそうです。
そして、実行委員の生徒の想いからバルーンリリースをやろうと決めたそうです。
そのバルーンリリースの相談に乗った方が、地元の諏訪市生まれで塩尻を拠点に
活動されているバルーンアーティスト「Pinkie Balloon」の東海林とも子さん。
ちなみに東海林さんは、バルーンアーティストとして、結婚式場設営やイベント等に
出演されている傍ら、シフォンケーキを売ったりなんやらと多方面で活躍されている方
です。(東海林とも子さんのWEB http://pinkie2000.com/)
なんか面白そう!!
・・と言うことで、私も東海林さんのお手伝いをさせていただくことに。
まず浮かぶ疑問。
なぜバルーンリリース?
疑問に思った私は実行委員の生徒さんに質問をしました。
「YOUはなぜバルーンリリースを?」
実行委員会の生徒さん:
「3月に休校になってから、全校で集まる機会が一度もなくて、「全校のみんなでなにかひとつのことをしたい」と思ったのが始まりでした。
だけど全校生徒で集まるのも、コロナ対策で密になってはいけないという面からして厳しいかなと思ったのですが、校庭であれば密にならずに全校のみんなで集まれるのではないか、ということで、「全校のみんなで、かつ校庭で出来ること、逆に、校庭でしか出来ないこと」を考えました。
それと、私の中でずっと、「カメラロールに残る思い出作りがしたい」という思いがあり、私自身よくカメラロールを見返しては思い出に浸ってにやにやする、みたいなことをするので(笑)、今回もみんなのカメラロールに残るような、思わず写真を撮りたくなるようなことがしたいなと思っていました。
そういうこと全部をふまえて、思い浮かんだのがバルーンリリースでした。
バルーンリリースなら、密にならずに校庭で出来るし、思い出にもカメラロールにも残るし、全校のみんなで一緒に楽しめると思って、これはやるしかない!って思いました!」
※あまり編集したくなかったので、生徒さんのコメントをそのまま記載。
この文章を読んだ時に、わたくし思いました。
高校生だった時の自分に聞かせてやりたいと(-_-;)
生徒さんから1000個以上のバルーンを飛ばしたというリクエストだったので、文化祭当日朝5時から清陵高校の一角でバルーンづくりがスタート!
ただ、一人では絶対間に合わないという事で、この日はバルーンアーティスト仲間の井川ちなみ さんが長野市から駆け付けて御二人で合計1100個のバルーンを制作。
で、3時間で作られたバルーンがこちら!
2人で作っても1人550個。
指の皮が剥けたそうです。
東海林さん曰く、1000個以上のバルーンリリースはなかなか無いそうです。
朝6時の校庭は、こんな感じでしたが、8時30分になると生徒さんが集まって来て賑やかになっていました。生徒全員が揃って、バルーンを配ってあとは飛ばすだけ。
からのこちら!!!
実行委員の生徒さんからいただいた動画がこちら
バルーンリリースを担当されていた女子高生は、泣きながら御礼を言っていました。
私にも御礼を言って頂きました。
・・・皆さんお気づきになりましたでしょうか。
わたくし何もしておりません!すみません!
一応、東海林さんの御手伝いという事で参加させて頂きましたので、膨らましたバルーンを部屋から校庭までの50mの距離をバルーン40個の移動を御手伝いをさせて頂きました・・・
今回バルーンを作った東海林さんの気持ちとして「折角の子供達の文化祭を親御さんが見られないのは残念なので、少しでも沢山の親御さんに見て頂きたい」という事だったので、この記事や動画が生徒さんの御家族にも届けば幸いです。
次回からは、諏訪圏で頑張っている人や企業、楽しん活動している人や企業に職場体験させて頂き、その方々にスポットをあてさせて頂こうと思っています。
1ヶ月に2回を目標にお届けし、何とかシリーズ化にまで持っていきたいです。
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ライター紹介 河西 正輝(通称ルー)一級建築士事務所 : Syu設計室 (Syu Archi Planning) 代表 住宅から病院建築まで幅広い建物の設計に従事しています。 |