新米シーズン到来! 茅野市で創業100年のお米屋さんに聞く「お米」の話。

金色に輝く稲も続々と刈り取られ、心待ちにしていた新米シーズンがやってきました。八ヶ岳のセレクトショップ「ハチカッテ」でも新米の注文がスタートしています。

新米

どう食べたっておいしい新米、だけど、もっとおいしくなる方法があったら教えてほしい! ということで、長野県茅野市で創業100周年を迎えた米屋「入倉米穀」さんにあれやこれや聞いてきました!

入倉米穀

茅野市宮川に店舗・倉庫を構える入倉米穀

一年中おいしさが続く良食味品種

ーー今回ハチカッテでは長野県原村育ちの「ゆめしなの」をおすすめされています。「ゆめしなの」はどんなお米なんですか。

「ゆめしなの」はその名の通り長野県(信濃)生まれのお米で、コシヒカリに空育143号を交配して作られた高冷地向けの品種です。
もともと標高の高いところはおいしいお米ができなかったんですよ。でも「ゆめしなの」は寒さに強く、標高1,000mの原村の田んぼでもおいしいお米ができます。

特徴としては、米の表面が固いこと。コシヒカリの特徴でもあるのですが、食べたときにプチっと歯応えを感じ、それでいて中はふっくらやわらかい。もちもちとしていて甘く、日本人好みの食感です。また表面が固いことで水分の揮発が少なく、一年中おいしさが続きます。

ーー諏訪地域のお米の特徴を教えてください。

諏訪地域は晴天率が高いことと寒暖差が激しいことから、病気や害虫の被害が出にくく、農薬をあまり使わずに稲を育てることができます。
長野県全体でも農薬の使用回数は全国でトップレベルの少なさなのですが、諏訪地域は県の慣行栽培基準(農薬12成分、化学肥料9~11㎏)の半分も使っていない人が多いですね。全国的にも恵まれた地域だと思います。

入倉米穀

お話しいただいた入倉米穀代表取締役・入倉一郎さん。

おいしいお米の炊き方は?

ーーずばり、おいしいお米の炊き方を教えてください!

今は炊飯器がみんなやってくれるから、あんまり考えなくて大丈夫(笑)。
ただ1回目の洗米は、たっぷり溜めた水にお米を入れて、とにかくさっと流すこと。お米を入れたボウルに水をかけながら洗うと、汚れた水も米が吸収しちゃうんですよ。臭みが残る原因になります。先に水を溜めておいて、一気にお米を洗うことがポイントです。

ーーお米の上から水をかけて洗っていました……

2回目以降は普通に洗って大丈夫です。あとは炊くときにお米や水が冷たい状態の方がおいしく炊きあがります。手っ取り早い方法だと炊飯器に氷を入れて炊いても良いですよ。

入倉米穀

米の選別などを行います。

主食を扱う誇り

ーー1995年に米の流通が自由化して以降、お米はスーパーでも買えるようになりました。

そう、米屋はみんな反対してたけど、うちは賛成でね。スーパーに「自由化したらうちから買ってね」って言って回って、かえって規模拡大のきっかけになりました。

ーーそうだったんですね! 今の時代、お米屋さんとしてのやりがいはどこにあるのでしょうか。

今はパンや麺などいろいろだけど、それでも日本の主食を扱わせていただいているという誇りを持っています。
あとは「お米の味がわからない」って人に「おいしい!」って言わせてみたいね。お米なんてどれも同じと思う人もいると思うけど、おいしいお米は本当においしいから。
自分も30歳くらいのときに初めて魚沼産コシヒカリを食べて「お米ってこんなにおいしいのか」と感動したことがあったんですよ。ご飯だけで、おかずがいらない。米屋として、そんな感動を生む米を提案していきたいと思っています。

入倉米穀

創業当時の入倉米穀

感動を生む米を提案したいーー

地域の飲食店などからも信頼の厚い入倉米穀さんがおすすめする原村産ゆめしなの。ハチカッテでは八ヶ岳高原米「千にひとつ」として販売中です。もちもち食感とほのかな甘みがうむ感動を、ぜひご賞味ください。

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