「ベーカリーぞうさん」は、素材にこだわったやさしい味わいのパンが人気のお店。私もお気に入りのパン屋さんの一つです。
JR茅野駅近くにありましたが、2021年3月、茅野市ちの上原に移転オープンしたと聞いて行ってきました!
新たにカフェが併設! 焼き立てパンをその場で。
お店の外観はこちら。前の店舗よりかなり大きくなってる!
移転オープンに伴い、新たにカフェスペースが設置されました。タイミングによっては焼き立てパンをその場で味わえますよ。
カフェメニューも充実しています。
素材にこだわりあり! シンプルだけど贅沢なパン。
さて、肝心のパンのご紹介! ベーカリーぞうさんではマーガリンやショートニングを使わず、シンプルな原材料でパンをつくっています。
小麦粉は国産にこだわり、北海道産と、長野県産の小麦を石臼で挽いたものを配合。
移転前から人気の食パン。ふわふわもちもちでおいしいんだな〜。
ハード系のパンも人気とのこと。長野県産小麦の配合がより多いそう。
見た目から想像するよりも中はやわらかく、子どもも喜んで食べました。
移転してから新たに焼き始めたというクロワッサンは、国産バターを贅沢に練り込んでいます。外さくさくの中しっとり。
こちらも人気のサンドイッチ。私もぞうさんのサンドイッチのファンです。ちょっと珍しい具材なのにおいしいんですよ。
ナポリタンをはさんだナポリパン。なんとナポリタンは自家製麺の生パスタ! 長野県富士見町のレストラン「カフェバー&グリル ぞうさん」で使用しているパスタの製麺機を導入したとのことです。
甘いパンやケーキもありますよ。いちごデニッシュかわいい。
ベーカリーぞうさんのアクセス
移転オープンしたベーカリーぞうさんは、茅野市「あけぼの隧道」交差点と「アクアランド茅野」の間にあります。のぼりが立っていますが、お隣の「せんたく家族」さんの黄色い看板が目印になります。
駐車場も広々16台分ありますよ。
障害者と支援者の垣根を超えた支援を
ベーカリーぞうさんの運営会社である株式会社ぞうさんは障害者支援事業も行っており、ベーカリーぞうさんでも障害のあるスタッフが働いています。
店舗の2階では障害児向けの放課後デイサービスも行っているそう。
障がいを持った方たちが出来る仕事をつなぎ合わせて事業を作り上げるのではなく、地域社会が必要とする生産活動やサービスを、レストラン、ベーカリー、クラフトなど、より実社会の現実の仕事に近い環境の中で、障がい者と支援員が支援する人、支援される人という関係を超え、同じ仕事に共に向き合い、取り組み、共に社会人として成長できるような環境を準備することを目指します。
を理念に掲げる株式会社ぞうさん。ベーカリーぞうさんも「障害者支援事業だから」ではなく、「おいしいから」で選ばれるパン屋さんになっています。
完売することも多々あるそうなので、たくさんの種類から選びたい方はお昼頃までの来店をおすすめします!
ライター:おいちゃん信州松本生まれ、10歳から東京渋谷育ち。カルチャーショックを受け、小学生にして将来は地方移住することを念頭に生きる。大学卒業とともに縁あって茅野市に移住。諏訪旅1人編集部の編集長。 |