長野県富士見町には夏の期間限定で、ブルーベリー狩りができる農園があります。
今回は、パノラマスキー場のほど近く、富士見町若宮にある「細川造園」のブルーベリー畑に行ってきました。入笠山の麓、正面には八ヶ岳というすばらしいロケーションの元、ブルーベリーを収穫してきました。
壮大な景色に囲まれながらブルーベリーを収穫
受付を済ませると収穫したブルーベリーを入れるカゴをもらいます。腰のあたりに紐で縛って、ここにどんどんブルーベリーを入れていきます。
ブルーベリーは摘みながら試食をしてもOKということでした!早速摘みたてをいただきました。
粒が小さなブルーベリーは甘酸っぱくて、大きめのものは甘みが強いものが多かったです。サイズや色によって風味が違うのがおもしろく、最初の方は試食の手が止まりませんでした……。
先代から引き継いだブルーベリー畑
管理者である細川さんは普段造園業を営みながら、昨年先代から引き継いだブルーベリー畑を一般の方にも開放しています。ここには約500本のブルーベリーの木があり、だいたい7月いっぱいが食べ頃だそうです。
一緒に居合わせたお客さんにも話を聞きました。富士見町内在住の方は、今シーズンに入って既に3回もブルーベリー狩りに来ているそう。
たくさん獲れたブルーベリーはジャムにして人にあげるのだとお話されていました。冷凍にしてヨーグルトに入れて食べるのもおいしいよ! と帰り際に教えてくれました。
私も収穫を頑張りました。1時間弱で約1キロのブルーベリーを獲ることができました! 集中しているとあっという間にカゴがずっしりと重くなってきます。
料金は1キロあたり1,100円。量り売りで計算してくれます。
私が行った日は、よく晴れていて八ヶ岳がとてもきれいに見えました。時折山から吹いてくる風が心地よく、夏休みのような気分で楽しむことができました。
持ち帰ったブルーベリーの半分は冷凍して、もう半分はジャムにしたり、人に配ったりしようと、計画を立てながら家に帰りました。
今年の夏も遠出は難しそうだし、特に予定を立てていない、という方も多いのではないでしょうか。開放感のある景色の中でブルーベリーを収穫する体験は、間違いなく夏の思い出になると思いました。気になった方はぜひ、体験してみてください!
ライター紹介:文月1993年 富士見町生まれ。現在は松本市の本屋と銭湯で働いています。 |