信州・蓼科高原で第14回になる献上寒晒しそばの販売が始まりました。
江戸時代に諏訪の高島藩から徳川家へ夏の土用そばとして献上されていた歴史ある、美味しいお蕎麦を今年は12店舗で食べられます。
※『献上寒晒しそば』の詳細記事はこちらです。
販売店の一つ、蓼科湖畔にある『手打ちそば処 やまなみ』さんに伺ってきました。
そば打ちをされているのが『やまなみ』3代目の小林優さんです。
優さんの魚好きは有名で、暇さえあれば目の前の蓼科湖で釣りをしているといいます。その腕前も確かなようで、57cmのニジマスを釣ったこともあるそうです。
さらには魚好きが高じて、自らルアーやスマホケースまで作っています。
こんな器用な優さんが打つお蕎麦に期待が高まります。
<献上寒晒しそばを実食>
こちらは真冬の厳寒期に玄そばを清流につけ干して乾燥させ、殻を剥いた緑色鮮やかなそばの実です。
この後、製粉してそば打ちをしていくのですが、特別に「切り」をみせていただいた動画がこちらです。
さあいよいよ献上寒晒しそばとご対面です。メニューは、盛り140gで1200円(税込)を注文しました。
しばらくすると、豪華な赤い器が運ばれてきました。
この器は、蕎麦の色を引き立たせるために使用しているとのこと。なんだかお殿様気分です(笑)
十割の献上寒晒しそばのお味はいかがでしょうか?いただきます。
う〜ん美味しいです!
この時期でしか味わえない献上寒晒しそばは、新そばの様な鼻に抜ける蕎麦の香り、独特なモチモチとした食感、上品な甘み・風味を感じられました。
7月17日から始まった寒晒しそばは、数量限定の販売になります。各店舗さんが工夫を凝らしてしますので、巡るのも楽しいと思います。この一瞬しか味わえない献上寒晒しそばをお楽しみください。
こちらは、『やまなみ』さんの人気メニュー。地野菜たっぷりの天せいろ1700円(税込)と、八ヶ岳農場の赤卵を3つ使った特製の玉子焼き650円(税込)です。
『手打ちそば処 やまなみ』公式Facebookページはこちらです。
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ライター紹介 高山徳明職業:高山製粉 工場長 製粉屋としての知識を織り交ぜながら記事にして、皆様のお役に立てる様に心がけたいと思います。宜しくお願い致します。 |