「そばきり道玄」は長野県茅野市ビーナスラインそば街道のそば店の一つ。そば店が多数ある茅野市の中でも珍しい“どうづきそば”が食べられるお店です。
小上がり・テーブル・カウンターも
店内に入るとこんな感じ。
左手には小上がり。
4〜6人掛けのテーブル席と、
1人でも気軽に座れるカウンター席もあります。
おすすめは「十割どうづきそば」!
メニューはこちら。外観の垂れ幕にも「信州十割そば」の文字がありましたが、十割そばがおすすめのよう。
中でも一押しはなんですか? と聞くと、「どうづきそば」をおすすめされました。
「どうづきそば」は石臼を一切使わない新しい製法。そばの実を甘皮がついた状態で2日間冷水にさらし、発芽しようとしているところを杵と臼でついて生地にするんだそうです。
八ヶ岳山麓でも「どうづきそば」が食べられるお店は珍しいとのこと!
ということで注文したのがこちら!
メニューの十割天ざるそば(2,500円)は1,500円の十割そばに合わせた値段のため、1,600円の十割どうづきそばに合わせて100円増しの2,600円でした。
お盆中央には水に入ったそばが。まずは「水そば」で風味をお楽しみください、とのこと。
つるつるっ……んん?!
これはなんというか…今まで食べたお蕎麦とはまったく違う!! ひかずに突いて生地にしているからか? 粒々とした食感があります。香りは甘く香ばしい。個人的にはくるみなどのナッツ類に近いような風味を感じました。表現が難しい!
水そばを堪能した後は、藻塩を振りかけていただきます。
あ〜これはまた、そばの甘みが際立つ。おいしいです。つゆも上品な味わいで好みでした。
どうづきそばは従来の製法に比べリラックス効果のある「GABA」が13倍も含まれているんですって!
美しく盛り付けられた天ぷらはキノコ2種、かぼちゃ、なす、大葉、えび、ピーマン。
サクサクでもちろんおいしい。お蕎麦屋さんの天ぷら大好き!
食後にはコーヒーのサービス
食べ終わった頃にそば湯を持ってきてくださったのですが…
そばつゆの量を調整できるように器も用意されていて感動しました!
そうそう、そばつゆ多すぎ〜ってときあるんだよなあ。
そしてそば湯を楽しんだ後にはコーヒーのサービスが!!
カップも素敵。
食べ終わってもゆっくりどうぞ〜と言われているようで、心遣いがうれしかったです。
そばはもちろん八ヶ岳山麓産! 自家製粉で季節ごとに引き方、篩を変えることにより粒度を変えているそうで、他の季節にも食べに行こうと思います!