やってきました冬将軍! 長野県諏訪地域も厳しい冷え込みが続き、外に出ると顔が痛いほどです。
長野県というと地獄谷のスノーモンキーや白馬のスキー場など、雪深いイメージをお持ちの方も多いかもしれません。実は諏訪地域は、雪はあまり積もらないエリア。かわりに?空気がピリピリと乾燥し、肌を刺すような寒さがあります……
一口に諏訪地域と言っても諏訪湖周辺と八ヶ岳・蓼科の山の中では気温に差がありますが、ざっくり諏訪地域の冬ってこんな感じ! をお伝えしたいと思います。
冬に観光に来られる方や、移住を検討中の方など、参考にしてみてください。
大雪が降ることはあまりない
2020年12月14日(月)、ついに里にも雪が降りました!
諏訪旅編集部がある事務所(原村ペンションビレッジ内)も雪景色。
雪について言えば、本格的な大雪が降るのは年に数回といった感じです。いわゆる豪雪地帯のように1m以上積もることはめったにありません。(2014年の2月には記録的な大雪が降り、諏訪地域でも多大な被害が出ました)
具体的な数値は気象庁が過去の気象データを公開しています。
→気象庁ホームページ 過去の気象データ
昨年(2019年)は暖冬だったとはいえ、諏訪市の最低気温は-9.5℃だったんですね〜。原村は-12.7℃。
凍結、アイスバーンに注意!
しかし! 雪が積もらないからといって油断は禁物!! 地元の人はだいたい11月〜12月初旬にはスタッドレスタイヤに履き替えます。
薄く積もった雪が、夜〜朝にツルツルの氷になっていることがあるんです。特に日陰は日中も凍っていたりするので要注意。
日中に溶けた雪が、夕方から夜にまた凍ってブラックアイスバーンになっていることも。
冬の服装。アウトドアブランドを愛用する人多し。
そんな冬の諏訪エリア。かなり寒いので、アウトドアブランドを普段使いしている人も多いです。
わたくしもモンベルのアウターを愛用。ニットワンピースの下は裏起毛タイツともこもこソックスを履いております。
移住を検討されている方は寒さが心配になるかと思いますが、私に限っていえば基本的にドアtoドアの車生活のため、そんなに困ってはおりません。家の中があったかければ大丈夫です。(家の断熱が弱いと……古民家暮らしの知人からは、室内で物が凍ったという話も聞きます)
諏訪の冬を楽しもう
寒さそのものはあまり好きではないのですが、私は諏訪地域の冬が大好きです!
きれいな雪景色、ピーンと澄んだ空気、目が覚めるような星空。
寒くて乾燥した気候が、天然寒天などの“凍み”文化につながっています。スピードスケート金メダリストの小平奈緒さんも諏訪地域、茅野市出身! 一部地域の学校では校庭にスケートリンクを作ります。それもこの寒さがあってこそ。
今年は諏訪湖にも御神渡ができるでしょうか?! 楽しみに過ごしたいと思います。