この度、惣持院(茅野市)におきまして、所在不明だった下社神宮寺由来の懸仏が再発見されました。「諏訪下宮御本地拾壱面観世音菩薩」等の墨書銘がある慶長(江戸時代最初期)の木彫彩色懸仏です。資料的価値も非常に高いこの懸仏(御正体)を、13日(木)よりさっそく公開いたします。 なお、従来「伝下社神宮寺由来」とお伝えしていた懸仏につきましては、別物と判断され、「来歴不明」ということにはなりましたが、仏像部分について室町以前と鑑定される優品であることに変わりはなく、引き続き公開いたします。