天正3年の下社千手堂再建の際、棟札に寺名がみられます。下社神宮寺系の寺院と住の行き来も記録されています。 本尊の阿弥陀如来は室町時代かともいわれ端正な坐像。観音堂の本尊はなぜか如来形の個性的な像で、木食仏のような民間信仰的仏像として貴重です。